ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

マグロを食べに...

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天気予報が、この日だけ天気が良いと言っていた昨日、日頃貧乏暮らしで苦労させている奥さん孝行に、美味しいマグロを食べに神田まで行って来た。
その「美味しいマグロ」の情報源は、ヤフーブログでのお友達のこちらの方のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/bikina009/27232915.html

「マグロって好き?」
「大好き!」ってことで、出掛けた神田の「べっぴん」。

御徒町で少し買い物をしてから、店に着いたのが4時半...店には「支度中」の暖簾。
コーヒーを飲んで時間を潰して、5時半入店..2番目の客でした。

いくら安いと言ってもマグロ料理の店だからと、緊張してメニューを見ると...「あ、いいかも」。
さすがにお刺身などはそれなり(でも安い)の値段だが、何より店の壁に貼ってある紙に「お酒500円均一」に「やった!」とニンマリ。

とりあえず、店お勧めのお刺身二人前に、カマ焼きや、ほっぺのステーキ、ブリ大根等々を注文。
お酒は、やはり店お勧めの秋田の純米酒「だびょん」を...
「だびょん」とは、初めて聞く名前だけれど、飲んでみるとさっぱりとしていながらこくがある...「あれ?」これは普通の日本酒と違う...こういうの飲んだことがあるぞ。
と、気がついたのが「ひやおろし」と呼ばれている酒のこと。
ビンを見せてもらうと、「やっぱり」の「低温熟成純米」の文字。
「新酒が美味しい」と言われている日本酒も、ある条件で熟成させると旨さにコクがプラスされて非常に深みのある味になる、という...それが「ひやおろし」と言われている酒。
ただしその条件が難しく失敗すると腐ってしまうとか...

そんな酒の後は、やはりお勧めと言う「始祿」という純米酒...これは辛口の旨い酒。
その後は「新正」の純米を飲み、最後に〆でまた「だびょん」...旨かった。
奥さんと言えば、刺身セットの「炙りのトロ」と自分でスプーンで削ぎ取る「中落ち」がお気に入り。
ほっぺのステーキは、美味しいけれど甘くて日本酒には合わなかった(ビール向き)。
ブリ大根や厚焼き卵なども、味付けが甘過ぎて摘みには合わなかった。
皮の摘みや、酢の物はまあまあ。
カマ焼きは美味しかった(これは写真のメニューのカマ焼きではなくて、本メニューにあった大きなもの)。
最後にニギリを一人前...これは二人で一人前で調度いい感じ、これも赤身とトロは美味しい。

そんなこんなで「お腹が一杯になった」という奥さんの言葉でお勘定。
普通なら1万円は越えると思われたけど、余裕でおつりが来る安さに満足。

ただ、日本酒好きとして贅沢を言うなら、旨い純米酒に青魚の刺身も合わせたかった。
イワシやアジの刺身があったら、酒がもっと旨かっただろうと...
...どうも自分的には、マグロは贅沢過ぎて、(ご飯の)「おかず」であって「酒の摘み」という感じがないのかも...