ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

S400って、こんなだったっけ?

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少し前にホームコースに初打ちに行った時に感じていた事...「なんかSLシャフトのミズノのアイアンは、当たりが軽く思える」。

で、花粉症の為に鼻水出しながら、目薬をさしながら、久しぶりの練習場(今年2度目かな?)でDGS400の刺さったホンマのPP737を打って来た。
もちろん、ハーフショットでショットの正確性とどのくらい曲げられるかの練習で、予想ではミズノのMP32・60よりゆっくりしたタイミングでスイング出来るはず...だったのに。

「ん?」
「なんだこれ?」
「鈍い、重い、リズムが出ない?」

驚いた...いつもの様に、と言っても黒トップはダイナミックのRシャフト・ミズノはSL300(らしい)シャフトだが、普通の自分が思っているハーフショットにならない。
自分の考えではクラブの重さに寄って、その落下のスピードを利用すればよりシンプルなハーフショットになるはずだと思っていたんだけど...違った。
何か不自然な腕力を使わなくてはいけないようで、打つと思ったよりの左に飛び出す...これはグリップを変えると今度は右に飛び出して、まるでトッチラかって始末に負えない。
クラブヘッドと言うより、シャフトの重さと鈍感さがどうしても自分の腕に変な力を入れさせてしまうようだ。

考えてみれば、確かに以前からこのS400と言うシャフトは好きじゃなかった。
S300やS200、あるいはX100なんてシャフトは結構長く使っていて(クリーブランドやダイワ、ダンロップスポルディングなど)違和感は無いんだけど...S400のシャフトと言うのはミズノやタイトリストで使ったことがあったけど、ちっとも気持ち良くなくてすぐにクラブを換えてしまったっけ。

今回打っていてそれを思い出した。
...勿論年のせいで力が無くなった事も考えられるけど、これじゃあダメだ。
試しにフルフルスイングで振ってみると、それなりに良い感触になった...が、ハーフスイングではボコッとかバコッと言うような気持ち悪い感触ばかり。
ヘッドは銅下三層メッキで丁寧な作りだし、ヘッド形状も非常に気に入っているPP737だけど、これはシャフトを変えなくては使う気にならない。

と、言う事で...鼻水を垂らし、目薬をさしながら楽しむ今のゴルフは、もう一度ミズノのMP32と60のコンボアイアンを使う事にする。
あの「軽過ぎる」と感じたインパクトは、考えてみると1~2番手上げたのに全てショートしたショットの結果から来ている可能性もある。
ならば、こんな季節でこんな体調なんだから、思い切って3番手以上上げて打つ事を考えりゃ良い訳だ。
つい「出来るだけ短い番手で」というのは、まだオレに残っている飛距離への見栄なんだろう。
以前のフルショットで150ヤードを8番なら、ハーフショットで6~7番...なんてのが間違っている。
あの「以前のフルショット」なんてのは要するに「掟破りの無茶振り」なんだから、基本は6番で150ヤード、つまり5番や4番で平気でハーフショットで150ヤードを打てるようにならなければ大人の、いや、「立派な」ジジーのゴルフにならないわ(笑)。


「華麗なトップ」も「華麗なフィニッシュ」もなんにも無くて、クラブ引っ張りだしたら「ヨッコラショ」って、なんかのついでの様なハーフショットで、どうでもいいように乗せちゃえばいい...別に乗らなくても楽しみが増えたって顔をして。


オレはそれをこれからのジジーのゴルフの美学としよう。