ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

アイアンの打ち分け

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8月9日の「二本オープン」に向けて、1本のクラブに何を選ぶかで久しぶりの練習場に行って来た。
...しかし、なんと言う暑さだろう...こんなんでコースに出られるのか?


以前ゴルフに夢中だった頃、一つのホールを一本のアイアンでまわると言うのは良くやった。
ただ、それは通常のラウンド中に適当なパー4で(350ヤード程度のそんなに距離が長くないホール)そのアイアンでの細工を楽しむと言うヤツで、大概自分は7番か8番アイアンで遊んだ。
その基本は距離を得るにはフックで回し、グリーンを捕まえるのはスライスでコントロールというもの...大抵の場合はパーかボギーでホールアウト出来た。
だから一本ラウンドは得意な方だと思っているけど、それはひとホールのみの場合。
今回のように9ホールを1本のクラブで、と言うのは経験がない。
問題はパー5などの距離が欲しい場合と、ショートホールやアプローチでの短い距離のコントロール
それを今の手持ちのアイアンではどれがやりやすいか、を感じてみるのが目的だったが....以前よくやっていた頃のアイアンは、ピンやクリーブランドダンロップのプロモデル。
今使えるのがMOIマッチングしてもらった黒トップにミズノのMP、それにウィルソンのファットシャフトのFS。
ウィルソンのファットシャフトカーボンRのものは、その独特のシャフトの挙動がヒッコリーシャフトの挙動に似ていると感じて気に入って持っているもの。
黒トップとミズノはそれぞれダイナミックのRとダイナミックゴールドライトのスチールシャフト。

色々と考えたあげく、練習場では6番で打ち比べてみた。
まず、フックとスライスの打ち分けとコントロール...黒トップは曲げる事には何も問題なく、3つのうちで一番気持ち良く曲げられる。
ミズノはキャビティーの所為か、黒トップ程大きく曲りはしないが問題無し。
ファットシャフトも曲がり幅は少ないが問題無し。
ただ、ティーショットでフックを打って飛距離を出そうとした場合、黒トップでも飛距離は出るが曲り過ぎて左に行く事が多くなる...しかし、ミズノではそのミスが少なくなり、ファットシャフトでは飛距離が一番出て、曲がりも少なくて済む。

しかし!
距離をコントロールする為に、フェースを開いてゆっくり振ったりする事を始めた途端に3本のクラブに違いが出た。
ミズノのMPとファットシャフトアイアンはソールにバウンスがついている為に、フェースを開いてもソールが滑って予想通りにボールが上がって行く。
しかし、黒トップはスクープソールの為にフェースを開いてもソールが引っかかってスムーズに振れない。
ソールが着地した途端にガツンとショックがあり、フェースの向きが変わってボールがとんでもない所に飛んで行く。
黒トップで距離をコントロールするには、振り幅を小さくしてパンチショット気味にカットに打ち込んでやるしかない...柔らかく上に上げると言う事は自分の技術では非常に難しい。
この時点で、黒トップではちょっと無理かと思う。

そこでミズノとファットシャフトだけど、100Y以内のコントロールショットを打ってみると、どちらもゆっくりしたスイングスピードでフェースを開いてカットに打って行けば対応出来る。
その中でもファットシャフトアイアンは独特のシャフトの為か50ヤード以内でも柔らかい球が打てる。

真夏の暑さと体力、それにコントロール性と飛距離...多分、今回はウィルソンファットシャフトの6番が一番良いんじゃないかと思う。

もう一つ、左手首の怪我の痕はかなりフックにグリップしてもそんなに痛まなくなった。
なので、今回の練習では飛距離が必要な時とフックが必要な時にはフックグリップで、コントロールする時にはウィークグリップに変えればいいような気がする。
イメージとしては普通はZ・ジョンソンのアイアンショットのイメージ、コントロールの時にはコーリー・ペイビンやオラサバルのイメージだ(古すぎて判らない人もいるだろうけど)。
これは9日までにもう一回練習してみる。

それにしても、1時間150球程アイアンで打っただけでシャツが絞れる程の汗....
9日は9ホールだけだけど、大丈夫かいな...オレ(笑)。