ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

あっという間に12月

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本当にあっという間に一年が過ぎて行く。

時の過ぎて行くのは年々加速して速くなっているんだから、十分に今生きている「この時」を楽しみたい...なんてずっと思い続けているのに、やっぱり時間の流れはどんどん速くなって行って、もう自分の手に負えやしない。
「今年」と言う一年は残りたったひと月だ。

寒い冬から始まって、暖かくなり世の中が明るくなるように感じる春、長い雨の季節のあとの堪らない暑さの夏、そして紅葉と気持ちの良い気温のゴルフに最高の日の続く秋が今、文字通り「あっという間に」過ぎて行こうとしている。
朝晩はしっかり寒くなり、北の国からは雪の頼りが続き、ゴルフコースからは頂上に雪化粧した山の連なりが見える様になった。
風は冷たくなり、ゴルフウェアもシャツは長袖に更に上着が必要になり、ズボンは生地の厚い冬物にして股引さえ必要になって来る。
...そろそろゴルフシーズンも終わりだなあ。


今年のプレー予定は決まっているのがあと2回。
それぞれの前に1回ずつ旅ゴルフを楽しみたいと思っているけど、天気とコースの事情でどうなるかは未定。
そしてその間に何回か「忘年会」と言う名の酒を楽しむ日があるけど...最近は居酒屋で酒を飲む機会が減った...今まで人生でずっと楽しんで来た「行きつけの店」が、とうとう全部無くなってしまったのが原因なんだけど。
店主が亡くなったり、高齢で引退したり、店が立ち退きになったり、経営が変わってしまったり...若い頃から親しんで来た「居心地の良い店」「行きつけの店」が、「無くなる」なんて事はこうなるまで考えたこともなかった。
そういう店ってのは、自分の人生の終わる迄ずっと変わらずにそこにあるものだと、何故だか疑いも無く思い込んでいた...店もまた人生と同じで変わって行くものなんだと言う事に気がつかなかった。
本当におかしな事だけど。

人生は出会いより別れの方が多くなり、喜びよりも悲しみの方が多くなる。
前を向くより振り返る日々が多くなる。
諦念が希望の光を薄めて行く。

それが老いると言う事か?


...なこと言っても、それを認める気なんてあるものか!
急ぐ元気はないけれど、止まって後ろ向きで不満だけ言うクソジジイにもなりたくない。
まだまだ「バカ」に頭突っ込んで、歩き続ける「年取り損ない」でいるつもり。
のんびりとゆっくりと、ともかく前に行こうぜ、オレ達は...てか、な。