ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ならば!....リハビリラウンドの反省と考察と思いつき

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やはり、月例は力が入るんだなあ...朝になって全身が痛い(笑)。

で、昨日のラウンドの結果これからの自分のゴルフスタイルの変更点を見つけた。
まず、第一はパター。
俺がゴルフを始めた30代半ばの頃、世間ではピンタイプが先端のゴルフ道具で、上級者やベテランはL字パターと言うのが普通だった。
当然自分もピンのパターは何本も使ったし、ピンタイプを使った時間が一番長い。
しかし、一時期L字も使って好結果を出していた....クラチャンの予選を通ってよくマッチプレーをやっていた頃は、L字を使っていたし、アンダーパーのスコアを出したラウンドは考えてみれば全てL字パターだった(これはクラシックなヒッコリーパターや今は手元に無いIMGのパターだった)。
しかし、L字のパターと言うのは(自分の感想では)入る時はメチャクチャ入るが、入らなくなると50センチも全く入らなくなる。
マッチプレーで強気に打って行く時はワンピン以上がガンガン入るが、スコアを作るゴルフになると殆ど入らなかった記憶が残っている。

で、「これの方が入る」と評判なものが表れる度、ピンタイプパターに変えたり、マレットに変えたり、削り出しの高価なパターを買ったり、スパイダーの様な変形パターも使ったりした。
しかしそんなパター遍歴は、ある時のゴルフダイジェストのコンペでパターを構えた途端に来た魔女の一撃(ギックリ腰)で終わりになった。
そのラウンドはボロボロになりながらも、なんとか終えたが....次の日には起き上がれなくなり、仕事にも差し障りが出た上に、医者や整体に通う事になり、半年以上ゴルフがが出来なくなった。
それからも何度もグリーン上でギックリ腰を経験し、その度ゴルフの長い中断期間があった。
それを救ってくれたのが長尺パター...腰を屈める必要が無く、立ったままでパットが出来、おまけに外れても屈んで構えている時程口惜しくもなく...これを使い出してからはグリーン上でギックリ腰にやられる事は無くなった(ただし、この長尺パターでパットが以前より入るようになった、と言う事は絶対に無い)。
パットの成功率自体は、以前L字パターを使っていた時の方がずっと良かった。

腰のために、ゴルフを長く続けるために、(確かに格好はゴルフの歴史や美学に反しているかもしれないが)と言う考えで所謂「伝統に反した」スタイルには目をつぶった。
が、アンカリングが禁止になると、この重い長いパターは上手く使えない....不安定さでパットを外すのは、普通に打って(アンカリングして)外すのよりずっと気分が悪いし、そのパッティングスタイルはアンカリングしていた時よりずっと格好悪い。
このR&Aの企業よりのルール改正は、この組織のいかがわしさを感じさせ、俺はこの組織をまったく信用しなくなった...アンカリングした方がパットが良く入ると言うなら、何故プロゴルファーは全員アンカリングしなかったんだ?
人生をかけ、生活をかけ、家族の生き死に迄かけてゴルフで勝負するプロが、今迄のパターより入るんだったら全員がこれを選ぶはずじゃないのか?
タイガーがメジャーで負けた相手がみんなアンカリングしていたから、あれはインチキだなんて言い始めて...ふざけんじゃねえ!タイガー! 腰痛持ちのゴルファー達がゴルフを諦めて、てめえを怒りながら死んで行くんだ...おまえに復活は絶対に無い。

な事は置いといて、自分の楽しみだ。
インチキ呼ばわりされた上に、不安定で入らない事に苛つくのは絶対に避けたい...せっかく人生終わる迄遊ぶつもりの楽しみゴルフだ。

今度ギックリ腰にやられる迄は、以前のパターを使おうと決めた。
しかし、ピンタイプやマレットタイプのいいヤツは、みんな東北大地震でクラブを流されたゴルファー達の為に釜石に送ってしまった。
削り出しの高価なヤツや希少品や名器と呼ばれたヤツも全部...いらないからじゃなく、自分はずっと長尺を使うつもりだから、普通のパターを使う人には良いものを使って欲しいと思って。
(でも、送ったパターなんかがその後大事に使われているのかどうかは知りたいなあ...その後何の連絡も無いからなあ)

で家中探してみて、候補として見つけたのが写真の4本。
ウィルソンのジュリアス・ボロスと、トミー・アーマーのシルバースコット・カスタムメイド、マグレガーのTP500、それにサイレント・ポン。
マレットが数本あるが、これは使わない...どうせなら思い切りクラシックがいい。
L字はもっとあったと持ったが、これしかみつからなかった。
この中ではトミー・アーマーを使った回数が一番多いが、今回はジュリアス・ボロスを使う事にした...理由は一番シャフトが長いから。
...入らないだろうなあ(笑)。

と言う訳で、いつかギックリ腰にまたやられる迄は、パターはL字で行く(ますます変態道まっしぐらかも)

ま、これでウッド以外はクラシッククラブで統一する事になる。
1Wは、フックを打とうとするなら今のSLDRでいい...フェードを打つ事は考えない方が良いようだ。
FWは...4Wはあんまり良くなかった...3Wにするか...
ウッド類は距離の短いコースでは、パーシモンも使う。

てな具合かな。
次は何処へ行こうか...