ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

パットだ! 問題は...

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ショットがだんだん落ち着いて来るのが実感出来ている。
なのに、気持ちが良くない!(笑)。

どんなのチャンスにつけても、トラブルショットリカバリーしても、ワンピン以内につけたパットが100パーセント入らない。
気持ち的に、ワンピンくらいのパットが入る気がしない...どころか1メートル前後のパットでさえ、入るはずが無いみたいな気持ちになっている。

元々はパッティングは不得手じゃなかったが、20年以上前にパットの姿勢になった途端に「腰に魔女の一撃」を受けて棄権して以来、パッティングのスタイルやパターの形状でこのギックリ腰の恐怖から逃げる事が「ゴルフ生活」の第一の注意点になった。
それが15年程前に長尺パターが出現し、その新発売のときに雑誌の取材を兼ねた試打でそれを使用して感激した。
立って構える為に、パッティング時のギックリ腰の恐怖から完全に解放される!
決して今までのパターより入ると言う訳ではなかったが、高く構えてパッティングする事でイージーなパットを外しても起こったり苛ついたりする感情が起き難い...これは有り難かった。
人と言うのは低く構える程、気合いが入り激情が強くなり血圧が上がり目線視界が狭くなり、その失敗にその全てが爆発して怒りと自己嫌悪に包まれやすい...それが長尺パターで高く構えていると、「ま、人生そんなもんさ」なんて気持ちで受け流せる。

それ以来15年程、ずっと長尺パターを使って来たが、来年から導入される「アンカリングの禁止」。
長尺パターを使うなと言う訳ではないが、アンカリングせずに長尺パターを使うのはその長さと重さの点でスイング軌道が非常に不安定になるのでまず無理。
色々な長尺パターをアンカリングせずに使う方法が試されて入るが、残念な事に工夫すればする程本来のゴルフの動きから離れてしまう...実際には今まで長さの長尺パターを使い続けるのは無理だと思う。

そこで、まず腰の心配以外には別に不得手じゃなかった以前のパターを使ってみたが....エースだったパターは震災被災者応援の為に殆ど東北に送ってしまったので、残った古い数本のパターを使った...短い1~2メートルのパットが、手が動かなくて打てない(もしくはうち過ぎる)結果になった。
まるで上手い人しかならないという「イップス」の症状の様だ(私は下手だからイップスではない)。
2ラウンド程使ってラウンド45パット切れやしなかったし、1メートルが手が動かないのは怖かった。

続いて、何の気無しに偶々手に入れておいた中尺パターを使ってみた。
まず普通のグリップで立って構えてみる...姿勢は楽だが、やはりアンカリング無しではスイング軌道が安定せず、短いパトが入らない。
そこで、中尺パターをクローグリップでやってみると、意外に長尺パターに近い感覚で打てる。
それほど短い距離のパットも違和感無く打てる....「これで行くしかないか」と結論。
だが、問題はこのパターはそれほど問題意識の無い時に「試しに使ってみるか」という気持ちでネットで手に入れた安物。
形状に気に入らない所があり、インパクトの感覚も好きじゃない...おまけにソールが変な形をしているのでボールマークを直しても平に出来ない...本当はこれが一番気に入らない所かも(笑)。

で、この中尺パターもラウンド40パットを切った事が無い始末。
自分としては入らなくてもハーフ18パット、ラウンド36パットで済ませたいのに。
やむを得ず、間近に迫った漫画家コンペは長尺を使う事にして、これから時間をかけて自分の気に入る中尺パターを捜す事にする。

まだまだ、これから(来年から)使うパターが決まるまでには紆余曲折がありそうだ。