ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

そこの若いの! ゴルフやってみないか? ...3

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「こんな事書いても空しいなあ」感いっぱいなんだけど....始めちゃったもんだからしょうがないか。

練習場に行ってみた。
1時間打ちっ放しとやらで2階打席に行った。
ボールをティーアップして、小さく振ってスコンスコンと打ってみる。
意外とはじくし、力を入れれば思ったより飛ぶもんだ....しかし、ちゃんとフェースに当てるのは難しい。
殆ど真上に上がったり、ボールの上を引っ叩いてゴロゴロなんて大きな音を出して2階から落ちて行ったり...ガシャンなんて変な音がしたりすると、みんなが振り向いたり。
こんな小さな振り幅だってちゃんと当たらないのに、他の人のように大きく振りかぶって振ったりしたら空振りするのはわかってる...どうすりゃあいいんだ?

まず、あんな長い棒の先についてるボールの2倍くらいの面積の「当てる」部分に、きちんと振って当てるのは今の構えじゃ難しい。
変な当たりをする度に、どんどんボールに近付いて「しっかりボールを見て、ちゃんと当てよう」なんて思っているんだろう?
だからどんどん屈み込んで腕を曲げて、当てようと思って必死になっている。
クラブの長さを持て余して、屈み込んだ自分とボールの間の狭い空間に長いシャフトをどう通そうか苦しくてしょうがないだろう?

まず、頭を上げて身体を起こす事だ。
背中伸ばして尻出っ張らしてなんて変な格好する為に力を入れたりしないで、何となく高く立ってアゴを上げる。
ボールを良く見ようなんて下を向かなくても、ちゃんとキミの視界にボールは入っているだろう?
そんなにボールから離れたら、こんな長いものまるで当たる気がしない?
大丈夫だ、まず左手を伸ばしてクラブヘッドをボールに合わせる。
伸ばすと言っても力を入れてぎゅうっと伸ばす事は無い。
肘を下に向けて何となく伸ばせばいい...それでクラブを振ってみろよ。
さっきよりずっと楽にアゴの下をクラブが動くだろう?
そして左手を伸ばして振ると、ヘッドの動きがぶれ難くなって、初めに構えた位置に戻りやすくなるだろう。
ボールの位置は左足寄りにして(かかとの前というのが一般的)、そこにヘッドを合わせて左手を伸ばして構えてみる。
右手はやはり肘を下に向けて、左手に合わせて軽く曲ったままでいい...右手も左手も無理に伸ばすと肩や前腕に力が入ってしまうので軽く伸ばすだけの感覚がいい。
グリップも「何となく」の力でいい...どうしても力を入れたいなら(入れないと不安なら)、腕は下に向けた肘の側、グリップは小指側にする。
これがゴルフのアドレス。

それで自分の足の幅よりちょっと広いくらいの幅でクラブを動かしてボールを打ってみる...左手が伸びたままで振ればちゃんと当たるだろう?
そのままグリップを膝から膝の幅で動かしてみる。
ちゃんと当たるし、意外とボールは飛ぶもんだろう。
このアドレスって奴は、上半身はボールを打つ瞬間(つまりインパクト)の形なんだ....だからどこに上げた似せよ、ボールを打つ時にはこの形に戻れればボールにちゃんと当たるってこと。
当たったときの形を身体に覚えさせておいて、動いた結果その覚えた形に戻って来る...簡単だろ?

もう少し大きく振ってもちゃんと当たるはずだけど、腕が水平になるくらいまで上げると、ゴルフスイングの大事なポイントがいくつか出てくる。
腕も下半身も動かすコツがある。
これは大事な事なので、また次回。