ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

再生計画...5

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あとは、振るだけ。

切り返しで上手く手が落とせたら、身体の動きが手の通り道の邪魔しないように気をつけて振り抜くだけ...なんだけど、年をとって身体がイメージと違う動きをするようになったら、そのイメージと違う動きを出来るだけ補う・打ち消す・誤摩化すことが必要になって来た。
今回、改めてハーフショットの練習をしてそれらの「悪い動き」や「出来なくなった動き」がかなりはっきり自覚出来るようになったので、基本のキから再チェックしようってのが今回の「大叩き男再生計画」。

なので、もうちゃんとゴルフを出来る方や、レッスンプロについたり、信じている教科書のある方はこのような世迷い言「再生計画」に影響されぬように注意して下さいな。

実際に色々と数を打ってみると(と言っても200球程度だけれど)、ミスショットが出る時の自分の身体の動きがかなり判って来る。
ハーフスイングでさえ、打ち始めると、引っ掛け.スライス、シャンクにトップ、毎回出玉の方向が大違い....昔の様に「手を上げる」という意識だけじゃまるで肩が入らず、スイングをする為に必要な手の正しい通り道が作れないってのがはっきり判った。
年をとって嫌でも身体が固くなり、頭の中ではプロの様なバックスイングの動きをイメージしているのに、筋肉や神経の連絡やバランスが上手く取れないためかまるで盆踊りやタコ踊りになっちまう....
そのために、ハーフショットなのに毎回トップの位置がバラバラ.切り返しのタイミングも毎回バラバラ...(泣)。

で、再生計画その4。
まず、肩を無理なく入れる為にスタンスは右足を靴一足分か半足分引いたクローズとスタンスとする。
トップでは切り返しでタイミングを揃え軌道を安定させる為に少しレイドオフになるようにする。
自分のイメージとしては曖昧だった左手の甲を「真っすぐ」に意識し、右手を甲側に折る。
そこから真っすぐ下方にグリップを落として、出来るだけ身体の近くを通して行くイメージ。
右足を引いているので腰を回して行っても手の通り道の邪魔はし難い。
インパクトでは左腕をシャフトと一本になるように伸ばしても「つまらない」程度に左肩を回して行く。
「肩は正面のまま」を意識し過ぎると、インパクトで両腕を伸ばす意識となってへッドが走らなくなる。
実際のスイングでは、ヘッドが走らなくなる上にインパクト以降腕がつまってしまい、「振り抜けずに飛ばなくて曲る気持ち悪いスイング」になりやすい。
インパクトまで曲げていた右手はインパクトの30センチ前後で気持ち良く使って行く。
ボールを投げるように曲げていた右手のパワーを伸ばしながら解放して行く...ちょうど紐の先についたヘッドを振り回して飛ばすようなイメージで。

両腕を伸ばすのはインパクト以降だが、いつまでも伸ばしっ放しにしておくと左腕を痛めやすいので、肘を下向きにして無理なくたたまれるように準備しておく。

フォローは形は気にしない。
フィニッシュの形はもっと気にしない。

気持ち良く振り切れたスイングが出来たなら、それほど酷いミスにはならないし、もしミスになっても後悔なんかしないで済む。

トップから後は、「グリップがまず下に落ちて、後は身体の近くをスムーズに通り抜ける」道のイメージをして、そのグリップに紐で結ばれたヘッドが遠心力で加速をして行くように振り抜いてやる。
「力はシャフトではなくヘッドに!」だ。

グリップ以外の身体のどこかがその通り道の邪魔をした時、身体は「気持ち良く振り切れなかった」と感じる。

まあ、ある程度経験があり、なまじ腕力があって飛ばしに自信があったりすると、こんなこと考えもしなくなる。
「開眼した」なんて事ではなくて、ハーフショットの練習で気がついた「この際基本のキに戻ろう」って再生計画だから、ハーフショットでずっと意識し続けなくちゃ意味がない。
「もう若くはなくて、身体が勝手に良い動きはしてくれない」って事を自覚した上で、これを自分のゴルフの基本にして「気持ち良く振れる」ゴルフを楽しみたい。
そんな「これからの自分のゴルフ」のメモ代わりのこんな記事....私の勝手なチェックだから、信じて地獄に落ちないように、改めてご注意しときます。


これから秋の良いシーズン。
空は奇麗だし、空気も上手い。
気持ち良いスイングでゴルフがしたいなあ...

忙しくて練習行けない...