ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

どらいばー

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相変わらず腰痛が酷い。
仕事が忙しくなりパソコンの前に座りっ放しの時間が増えると、イスから立ち上がるのさえ声を出して気合いを入れないときつい。
普通のイスだと腰が我慢出来ない程痛くなるので、最近はバランズボールを椅子代わりにずっと使っている。
これだと、立ち上がる時の腰の痛みはずっと軽い。
もちろん、この夏の暑さ故の運動不足も腰痛の一因だと思うが、まだ熱射病が怖くて...

そんな風にろくなラウンドも出来ない時は、仕事の合間に最近の数ラウンドで感じているドライバーの事を考えている。

ゴルフを始めた頃のパーシモンから始まって、スチール、カーボン、チタンと移って来たヘッド素材の変化によって、ヘッドはどんどん大きくなって来た。
一番始めの頃のメタルドライバー、マルマンダンガンなんてパーシモンより小さなヘッドだったのに...

カーボンやチタンになると、ヘッドの大きさが性能・飛距離に比例すると宣伝されて、新製品が出る度にヘッドは大きくなって行った。

なにしろ今見ると3ウッドくらいの大きさの230チタンが、「230ccもの大きなヘッドになった!」と宣伝されて評判になったんだから。
ミズノの300sが「300ccもの大きなヘッドが出来た!」と言うので、わざわざ「300」の数字を名前につけたのも同じ。

その当時は、パーシモンの時代に比べると新型ドライバーはいずれも「巨大」なヘッドになり、それが抜群の飛距離と方向安定性をもたらすと言うのが常識になった。
そしてヘッドが大きくなるとシャフトを長くしても違和感が無くなり、多少の当たり損ねも広いフェースで酷いミスにならないとも言われ、パーシモンの時代に42~43インチだったシャフトはどんどん長くなった。

すぐにヘッドの大きさは400ccを越え、規制で抑えられた一杯の大きさ460ccが今のドライバーの標準になった。
シャフトの長さも45~46インチが当たり前になった。

今じゃあ、もう小さなヘッドに戻るという選択肢は殆どあり得ないみたいだけれど...この巨大なヘッドと長いシャフトのドライバーで本当にいいのか?
これは自分の感覚だけど、どうも400ccオーバーのヘッドと45インチくらいのシャフトのドライバーは合わない。
たまに飛ぶけど、力を入れると右にも左にも曲がる。
これはシャフトを硬くしても柔らかくしても、まっすぐ飛ぶのはある一定のヘッドスピードの時のみで、遅くなっても速くなってもどちらかに曲がり出す...ラウンド数の少ない自分には1ラウンド中同じヘッドスピードで振るのは不可能...つまり結局どこかで曲がり出す、それも酷く。
それに、ボールが酷く軽く感じる...ビッグボールでも風に翻弄される球にしかならない。
これは自分が下手な為だろうけど、小さなヘッドの時代には出来た球筋の打ち分けが出来ない。

これがテーラーメードの3w(ツアースプーン」だと、球筋も飛距離も安定するし、低い球も「曲げる」球も、結果として風に強い球が打てる。
見かけで半分以下の大きさのヘッドだけれど、当てる事に不安はない。
シャフトが短い所為か、1ラウンド中同じ様な結果となりビッグヘッドの様なトンデモボールは出ない。

自分の感覚では、これはヘッドの大きさが一番の原因だと思う。
プロの世界でもミケルソンが3wの大きさでロフトを立て、シャフトを長くした特製3wを使っているけれど、あれだけ手首を使うゴルファーには大きなヘッドのドライバーが合わないのが理由だとか。
タイガーが3wやユーティリティーならティーショットが安定しているのに、ドライバーを使うと大曲する、なんてのも同じ理由だろう(契約ているドライバーを使わなければならないし)。

プロ程のパワーや技術が無くても、スイングタイプによってはビッグヘッド・ロングシャフトのドライバーより、小さくてそれなりの長さのシャフトのついた、3wより少し飛んで振りやすいドライバーの選択肢があっても良いんじゃないか?
自分ではツアースプーン程のヘッドの大きさで、9~10度くらいのロフト、43インチ程でシャフトのバリエーションのあるドライバーが欲しい。

今のところ、手持ちのドライバーで近いのは230チタンなんだけど...これについている昔のシャフトがイマイチ。
でも、ヘッドに鉛を貼ったりして今度練習してみるつもり。

というのも9月3日に軽井沢72で漫画家コンペがあるからなんだけど...台風来そうだなあ。


...と、その前に腰痛に耐えながら、仕事済ませなくちゃ...