ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ゴルフシーズンの終わり...2013年全英オープンが始まる

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春の花が咲き誇る4月にマスターズで華々しく始まった2013年のゴルフシーズンは、6月の全米オープンでそのクライマックスを迎えた。
そして今日からは今年のゴルフシーズンのフィナーレとなる全英オープンが始まる。

日本ではまだこれからが夏本番...これから8月一杯狂気の様な35度越えの暑さが続き、9月になっても30度を下回る日はまだ来ないだろう。
下手すれば10月まで30度越えの日が続くのだから、「夏はこれから」と言うのが普通の感覚。

しかし、ゴルフのシーズンとして見てみると、どうしても毎年全英オープンに「もう盛りを過ぎた夏の終わり」を感じてしまう。
全英オープンが開催されるどのコースでも、この時期は「一日の間に四季がある」と言われている。
日がさして風がなければ誰もが半袖でプレーするが、いったん曇って風が出れば皆ベストを着込み、長袖になり、雨が混じった冷たい風が吹けばセーターを重ね着し、雨具を上から着る。

観客の姿を見ていても、半袖だったりオーバーを着込んでいたり...
リンクスコース内のカメラから時折映し出される海岸の風景は、日本の様な海水浴風に遊ぶ人の姿は全く無く、天気が良ければ波打ち際を散歩したりするごく少数の人々、天気が悪ければとても7月とは思えない無人の荒涼とした海岸風景が映し出されるばかり。

花に囲まれて始まったシーズンの「旅の終わり」「終着駅」の姿としか思えない。

今日から4日間、灼熱の日本から荒涼としたイギリスの夏の風景を見る事は、クーラーよりも効き目のある避暑かもしれない。
今年はミュアフィールド、全英オープンが行われるコースの中では比較的スコアが出やすいコースだと言う。
「誰に勝って欲しい」というのは全くないが、全英オープンらしいエピソードを残す様な名勝負が見たい。

あと4日。
睡眠不足と暑さ対策考えて、ゴルフネットワークでも見て楽しむとしよう。

見終わったあと、「ああ、暑くてもゴルフがしたい」なんて気持ちになっていればいいなあ。