ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2013年全英オープン1日目

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この全英オープンは、ゴルフネットワークで夕方5時から翌朝4時まで放映されている。
地上波では午後11時から朝の4~5時まで。
夏の時期の朝までの放送というのは、見終わってから寝ようとすると暑くなり始める為にクーラー無しではとても寝る事が出来ないので身体がきつい。
とても4日間そんな生活を続けられないので、二日間はゴルフネットワークの放送を午後5時から1~2時まで見て寝る事にした。

この予選の二日間は組み合わせが変わらずにスタート時間が逆になるので同じ時間を見ていれば全部の組が見られるはず。
試合の流れは三日目が終わらない限り見えて来はしないと思っているので、この二日間は普段見る事の出来ない様なゴルファーを見る事を楽しむ事にする。
とは言え、ゴルフネットワークと言えどもスコアを崩したゴルファーはまず映らない様になってしまうので、見たいゴルファーにはせめてこの1・2日目だけでも一瞬は輝いて欲しいと...

そんな訳で、個人的今回の全英オープン予選二日間の楽しみは「頑張れオヤジーズ!」。

まず飛び出したのが、スペインのヒメネス
まだ49歳だけど、体型雰囲気は50歳以上の雰囲気十分なのでとりあえずオヤジーズ。
いつも大きな試合ではいい所にいるんだけど、4日間持たない。
叩き上げの苦労人で、ピンクのシャツに愛車はフェラーリ...なんてキザキザぶりがイカすけれど、腹がぼってり出ている割にはその頭が微動だにしないスイングは素晴らしい。

続いて一日目に頑張ったのがマーク・オメーラ57歳。
とても4日間持つとは思えないけど、楽しそうに笑いながらやっているのがいい感じ。
ますます太って喉が3重アゴなのが...いい暮らしてるんだろうねえ。

トム・ワトソン、63歳。
...3年前の夢をもう一度見させて欲しいけれど、ますます背中が丸まったおじいさんの雰囲気になっちまった。
ショットはそんなに悪くないけれど、短いパットを本当に簡単に外す。
風が吹けば、まだまだいいとろに行けると思うけれど...

フレッド・カプルス、54歳。
まだまだその飛距離とアイアンの切れはレギュラーツアーで十分通用する。
がしかし、そのキレを4日間続けられない。
最年長メジャー優勝記録の更新は、カプルスが一番近い所にいると思うんだけど。

ニック・ファルド、57歳。
かって、憎らしい程強い・つまらない程強いと言われた男を久しぶりに見た。
今は解説者としての仕事がメインで試合には出ておらず、プライベートでも殆どゴルフをしていないという。
2倍以上太くなった身体でそれなりのゴルフをしていたけれど、パットは殆ど素人の様な打ち方になっていた。
試合をやらなくなったのは、イップスになったからという噂があったけど...

さて、もう一人...アンヘルカブレラ、44歳。
まだまだオヤジーズには早すぎる年だけど、雰囲気は十分50過ぎのオヤジーズだし、洒落っ気や粋なゴルフっぷりが気に入ってるのでオヤジーズの名誉会員。
先日のマスターズでのサムアップで、世界中に「男を上げた」という事だし。

今年のマスターズは、25度の気温、真っ青な青空と白い雲、気持ちの良さそうな風...とスコットランドの夏でも本当に珍しい好天なんだそうだ。
ヒースの茂るラフからの映像だって、バックが奇麗な青空でまるでイギリスの風景とは思えない。

まあ、まだ本当の「全英オープン」は始まってないという事だ。

明日も半分だけ見て楽しもう,,,予選カットが決まってから、本物の全英オープンが始まる。
その時、こんなオヤジーズが沢山残って健闘していたら面白いんだけど。