ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ユスラウメの収穫

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昨年はあまり実付きが良くなかった「ユスラウメ」が、今年は沢山の実をつけた。

うちの小さな狭い庭には、ユスラウメの木が2本ある。
1本は亡くなった母が大事にしていたユスラウメを分けてもらったもので、もう50年は経つはず。
この木は2年前に半分が枯れてしまった。
もう一本は20年前に苗を買って植えたもの。

同じ「ユスラウメ」のはずだったが、実がついてみると少し違う木のようだ。
古いユスラウメは新しいものより実が一回り大きく、また実のつき方が違う。
新しいものは枝に沿ってずらっと成るが、古いものは小枝の分かれ目にさくらんぼうのように成る。
味も、古いものの方が甘みが強く小さなさくらんぼうのような味。
新しいものは少し酸味が強い。

これらのユスラウメは実が赤く色づきだすと、鳥達が目を付けて集まってくる。
まだそれほど赤くならないうちの大群で押し寄せ、放っておくと2~3日でほとんど食われ尽くしてしまう...裏の家にも大きくなったユスラウメがあったが、毎年実をとる前に鳥の大群に襲われて荒らされてしまうので、ついに切ってしまった。
うちは実の色が赤く染まりだすと、近所のホームセンターで防鳥ネットを買って来ておおざっぱに覆ってしまう。

今日はまだほんの少し完熟には早い感じはするが、来週は出来ないので半分ほどを午前中かかって収穫した。
それが上の写真。

途中つまみ食いしながら大汗かいての作業だった。
うん、しっかりと甘酸っぱい。

依然は、この倍くらいとったものをほとんど果実酒にしたんだけれど、自分は果実酒を作るのが好きだがあまり飲まないので瓶ばかりが増えてしまい、置き場所が無いからと製造禁止を言い渡されてしまった。
今ある20年ものの果実酒なんかは、これからの楽しみになるのにねえ...

で、これらのユスラウメは、今晩中に奥さんや娘用の「ユスラウメジャム」になる。
種を取る作業が大変そうだけど、半年くらいは楽しむんだから文句は無いはず。

まだ半分残っているけど、来週九州から帰ってくるころまで残っているかどうか...
少しでも残っていたら、今年はまた果実酒を作ってみたいんだけど。


例年は、これが過ぎると梅雨になる。