ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ゆったりと...

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暑くなり始めた季節、ゆずの毛が生え変わったようで手触りが一層柔らかくなった。
毛が細くなり、フワフワ感が強く、触るとかなりの気持ち良さ。

昼間はさすがに直射日光は避けているようだけど、朝方はこんな風に日だまりを探してくつろいでいる。
そこに布団叩き棒でコリコリと触ると、背筋を延ばしたり丸めたり、伸びたり縮んだり...

時には二階のベランダから、下に生えているユスラウメの実を狙ってくる鳥達を狙うそぶりは見せるものの...餓えた鳥達の野生の迫力は凄まじく、一声鳴かれると「とても敵わない」と首をすぐ引っ込めてしまう。
まあ、どうひいき目にみてもヒヨドリ一羽にも敵いそうにも無いんだけれど。

今の所、ゆずが獲物に出来るのはヤモリや小さなカエルや、ダンゴ虫。
ゴキブリの大きなヤツにも勝てそうも無い。
まして、ネズミなんか見たら一目散に飛んで逃げてしまうだろう。

そんなゆったりとしたゆずの時間の外で、季節はいよいよ梅雨に入りそうだ。
明日から行く九州は雨模様の日々が続きそう。
晴れた空の下でヤツを色々な所に連れて行きたかったけど...

10年前、ヤツの所に遊びに行った時には、ヤツも長崎の「田舎暮らしの達人」金子さんも元気だった。
今は...金子さんは2年前に逝き、ヤツは車椅子の生活になってしまった。
改めて時の流れの速さを思う。
そして、今自分が生かされている「時間」の貴重さを思う。


ヤツにせめてもの出来る事をしてきます。

今週はブログの更新を休みます。