ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

啓蟄

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今日は啓蟄
虫も目覚めて、いよいよ春本番とか...

目頭が痒く、まぶたが腫れぼったく、鼻水が出て、頭が少し痛い。
風邪なのか花粉症なのか、微妙なところ。

今日は本当だったら、千葉cc梅郷での漫画家コンペに参加しているはずだったんだけど、締め切りが二つ重なったのと花粉症が影響して参加しなかった。
今頃、みんなはこの暖かい好天の下、楽しんでいるんだろうなあ...

毎年私の花粉症は、症状が出始めの時が一番酷くなる。
それはこの時期のゴルフの時が一番多いんだけど、ともかくくしゃみが果てしなく続いて止まらず、壊れた水道のように鼻水が流れ続ける。
鼻をかめばかむほど鼻の奥がむずむずして、またくしゃみが連続する。
くしゃみをするから鼻水が溢れるのか、鼻をかむからくしゃみが出るのか...エンドレスで続く(涙)。
ひとホールでポケットティッシュ一つは確実になくなり、午前中のハーフで大量に持っていったポケットティッシュは全部なくなる。
やむを得ずクラブハウスのトイレからトイレットペーパー一つを拝借して使わせてもらうが、だんだん鼻水の出る頻度が増して、トイレットペーパーを巻き取る暇もなくなる。
何しろ、下を向いただけでさらさらの鼻水がポタポタと落ちるのだから。
最後はタオルを顔に巻いて(まるでギャングのように)、出てくる鼻水をタオルに吸い込ませるようにする...そのタオルがずぶ濡れになる。

このくしゃみと鼻水は、プレー中だけではなく、昼のレストランでもトイレでもロッカーでも続くからたちが悪い。
昼飯を食べるのでさえ、くしゃみと鼻水を我慢して酷く疲れる。

当然、プレー中は我慢できないくしゃみが同伴競技者のプレーの邪魔にならないように気を使って、必死に我慢する事になる。
出そうになるくしゃみを、アドレスに入った人のショットが終わるまでなんとか我慢しなくては...と思って口と鼻を押さえて息を止めて鬼の形相で押し込める。
その人が打ち終わった瞬間、そのくしゃみと鼻水が一緒に出て目も当てられない状況になる。
そんな訳だから、アドレスに入ってからが異常に長いゴルファーなんかと一緒になると、苦しくてだんだん腹が立ってくる。
やっと打つと思ったら、アドレスを解いてまたはじめからやり直すなんてやつだったりしたら、そのうちに殺人事件が発生するかもしれない(ウソだけど)。

もちろんそんな状態で自分のゴルフなんて、まともにできる訳が無い。
くしゃみの間に、隙を狙ってアドレスに入るが、鼻水のやつはその隙に乗じる事を許さない。
さっとアドレスしたって、テークバックの一瞬で鼻からほとばしり出る。
インパクトでクラブフェースがボールに当たるのが速いか、鼻水がボールに降り掛かるのが速いか...
当然、フィニッシュでボールの行方を追う顔には、鼻水がふた筋垂れてナイスショットだろうがミスショットだろうが、品位のかけらも無いアホ面になる。
特にパットの時は、鼻にティッシュでも詰めておかないと、いつもボールはウェットな状態で転がる事になる。

なにより、一瞬の隙も逃がさずに爆発するくしゃみと、常に鼻から脱出しようとする鼻水が気になって、ゴルフには全く集中できなくなる。
インパクトの瞬間に鼻から鼻水が噴出するのをイメージしてみればいい。
インパクトの時に、「カメラのシャッター音がしたからミスした」なんて言うプロのことをよく聞くが、そんなもん鼻水に比べれば屁でもない。
何しろ、ラウンド中に考えているのは「さっさと打ってしまおう」「ともかく速くカップインして鼻をかもう」だけなんだから。

本当に、あんなに鼻水が出て、よく脱水症状にならないもんだ...あるいは、なっているから頭がボーッとしてくるのか?

今日のゴルフはやりたかったけど我慢して、じっくり花粉に慣れて行く。
4月になれば、だいぶ症状も軽くなって鼻マスクとクリームで済むようになるのが例年の事だから。
目標は4月のマスターズの頃。
それが私の今シーズンのスタートだ。

あーあ、それでも今日はやりたかったなあ...