ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

花粉が!!!

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いや、忘れてた訳でも無いし、甘く見てもいなかったさ。
そろそろ花粉の厳しい季節だし、昨年と違って今年は量が多いんだってことはニュースで見てたさ。
だから、ゴーグルとかマスクとかは持って行ったし、目薬も去年医者から貰ったの残りのを持って行ったさ。
それに鼻がグズグズしだしたら、すぐに舐めようと花粉症用の飴やミント味のガムやキャンデーは何種類か買って行ったさ。

朝目が覚めた時には目の周りに痒みを感じて、相当花粉が飛んでるのかもしれないと覚悟した。
しかし、朝スタート前に雨が降ったりでそれ程飛びそうな天気とも思えなかった。
ところが、スタート直前に突然鼻水が落ちた!
あの花粉症特有の、サラサラの粘り気のない水のような鼻水だ。
(マスクとゴーグルは持って行ったが、マスクをするとゴーグルが曇って見えなくなるし、マスクで歩くとマスクの内側が呼気でビッショリ濡れてしまうので、面倒になりとってしまった)

自分の打順の前に鼻をかんでも、アドレスに入る前に鼻水がタレそうになのを感じ、バックスイング中に空中に鼻水が飛んで行く...結果、なんとも情けないスイングとなり、ボールの頭を打つチョロとなる。
スタートホールは1打目も2打目も連続チョロとなり、俺の今年のゴルフをしっかり予感させる悲しいスタートとなった。
でスタートはトリ、2番は1オンして3パット、3番2オンして3パットと緊張感のないゴルフとなり、ついにこの辺からくしゃみの連発となり、持っていったポケットティッシュは3ホールでなくなる。
鼻水が落ちる前に打とうとすると、ボールの頭を叩いたりフェースの先っぽにあたって右プッシュとなって連続してボールはOBラインを越えて行く。
この辺からはゴルフを楽しむより、なんとかスイング中に鼻水を垂らさないように集中し、他人のスイング中に突発的なくしゃみが出ないように我慢することが最優先事項になる。

コースは久しぶりの千葉よみうり。
ゴルフを始めた頃に、山渓やダイジェストの編集の同じ世代の人たちとよく行ったコースだった。
...あの頃は俺も若かったなあ...

昔の思い出の沢山あるコースだったし、作家の神崎氏と編集のY氏がいいゴルフをしていただけに、ヒッコリーゴルフのいいところを見せてあげられないことに心が痛む。
...多分脳みそも一緒に溶けて怒涛のように流れ落ちる鼻水に、トイレから借りたロールトイレットペーパーを片手に懸命に対処しつつ、鼻水の落ちる前になんとかスイングしてしまおうというゴルフは「今年初打ちゴルフ」としては実に悲しいものだった。

ゴルフ自体は、140y未満のアイアンは全く問題無しだが、150y以上の距離はやはりいいショットが出ない...クラブの破損を恐れずにしっかり打ち込んで行けば良いのは分かっているけど(クラブ折る覚悟でもちゃんと振るべきかどうかまだ迷っている)。

ティーショットは、ラウンド通して困ったものだった。
一因には花粉症の鼻水の部分もあったが、どうしてもスチールシャフトにパーシモンのウッドと比べても、現代物のヒッコリーウッドはタイミングが取りにくい。
手応え・打感も古いものに比べて全く良くないし。
(正直、現代物のヒッコリーウッドは昔のに比べてかなり出来が悪いんじゃないかと感じてしまう)
タイミング的にも百年ものの古いヒッコリーウッドの方が、アイアンと同じように振れて気持ちが良い...しかし、もう3本も折った身としては古いウッドでしっかりティーショットするのは気が引ける。

まあ、ティーショットで失くしたボールが10個を越えたのだから、スコア的には100を軽く越えたはず。
最終ホールも1オンしながら、3パット...1mのパーパットだったんだけどね。

風呂に入って花粉をしっかり洗い流しても、鼻水と目の痒みは収まらず。
とても我慢はできないので、今日の午前中やっている医者のところに行って診察してもらい、花粉症の薬をもらって来た。
目薬と飲み薬と鼻への噴霧薬。

...ゴルフに行く前に行って、しっかり薬をもらっておけば良かった。
去年軽めだったので、やはり油断していたのかもしれない。
(この花粉症ってやつは、終わると「あれ?何があったの?」という感じで、すっかり楽になってしまうからなあ...)

皆さんも、ゴルフの前にちゃんと花粉症の薬貰っておいたほうがいいぞ。