ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ついに花粉が...

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朝起きるときに、既に目が痒い。
鼻水が出る。
ついに花粉の季節の到来となったみたいだ。

今年は、昨年の数倍の量の花粉に加えて、中国からの異常な量のPM2・5とやらが飛来していると言う。
そのためか、「今年初めて花粉症になった」という人の話をあちこちで聞く。

それなのに、症状が出た時の酷さはわかっているのに、なぜか今年は花粉症対策に力を入れる気にならない。
今までこの時期は、毎年毎年新しく発表される花粉症対策のグッズに、画期的な「これだ!」というものはないかと探していたものだけど...
一番効くのは医者に行って、抗アレルギー剤を注射してもらうことなんだろうけど、以前かかった不整脈の後5種類の薬を飲み続けている自分にとってはこれは除外。
後は鼻の粘膜を焼いてもらうのがいいとか...

そんな知識ばっかりは増えていても、特に何をしようとも思わない今年は何なんだろう。
...何もしなければ5月の連休明けまでくしゃみと鼻水は続くのだが、それを過ぎると嘘のように症状がなくなるのがわかっているから、半分諦めているのかもしれない。
それでも、くしゃみと鼻水がひどくなったら何もできなくなるので、去年までの対策グッズで効き目のあったものは用意している。
具体的には、「鼻マスク(ノーズフィルター)」プラス「鼻でブロック」クリーム。
物理的に花粉をブロックするものだが、結局一番効果があった。
そして、目のかゆみにアレルギー用目薬。
花粉ブロックできるという眼鏡は、昨年までもいろいろ買ったが使い勝手が悪いのでパス。
それに加えて、鼻のつまりをとる一時的対症療法に「花粉症対策のミントキャンデー」。

ただ、これである程度花粉はブロックできても、PM2・5に関しては対策しようがない。
花粉症と合わさったときにどんな風になるものか...

もうすぐ3月。
マスターズまで、しばし冬眠を続けて様子を見ようか。
それとも、こんな装備で無謀なる戦いに打って出ようか。
...この前に見た房総の山々の杉の木の赤さが、ゴルフの情熱を消し去ってしまいそうだけど。

ああ、ちくしょう、花粉症め。
ああ、アドレスしたときに、ボールに向かって落ちていく鼻水が恨めしい。
ああ、プレーの遅いやつのスイングが終わるまで、くしゃみを我慢している自分の形相がおぞましい。
ああ、鼻をかみすぎて真っ赤に擦り剥けた自分の鼻が、風にしみるのが腹が立つ。
ああ、鏡に映った自分の顔が、鼻をたらした真っ赤な鼻と、腫れ上がり涙を流す赤い目で、まるで人生の悲劇より冴えないツラになるのが情けない。