ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ロングアイアンとショートウッド・再再考

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5月の末頃から先日終わった漫画家コンペまでの間は、競技ゴルフをしていた頃に戻ってスコアを作るゴルフをしようとした。
目標スコアは勿論70台、うまくいけばパープレーを目指していた。
練習も週一回は必ず行くようにして、結構真面目にゴルフに向き合っていた(勿論、今までだって真面目だったんだけどね)

でも、結果は片方30台で、トータル81というのが2回あっただけ。
不本意ではあったけど、これが今の実力というものなんだろう。

その折に、スコアメイクのために試していたのが、ロングアイアンをショートウッドに換えた事と、頭を揺すらずにその場で(むしろリバースになるくらいのイメージ)ターンしてスイングして、身体を暴れさせないスイングをする事。

この、その場でピポットターンするイメージは、以前よりボールを捉まえる事が出来るようになり、効果はあったのだが...後半はやり過ぎて、本当にリバースバランスになっていたように思う。
以前とは逆の「球が捕まり難い」感覚が出て来てしまった。

そして、結果が全く出なかったのが、ショートウッド。
これは不思議な話だが、練習場では完璧なのだ。
同じ200ヤードを、3アイアンでは届いたり届かなかったり、届いてもとてもそこで止まるような球筋ではない...それどころか、トップやダフリさえ頻発してろくに宙を飛ぶボールにならない事多数。
それが7番ウッドでは、ほぼ完璧に、何回打っても同じように飛んで200ヤード地点に落ちる。
3アイアンに比べると笑ってしまう程易しい。
パンチショット風にでも、フックでもスライスでも、本当に自由自在だ。

4番ウッドも、殆どノーミスでいいボールが打てている。
それに比べると2番アイアンなんかは、一発一発がギャンブルのようで、打ってみなければどんな球筋になるかわからないし、一発一発が全然違う球筋になってしまう。

...それが、コースに出ると違うのだ。
7番ウッドで思い通り(練習場のような)ボールが打てたのは2回だけ。
それ以外に10回以上使ったけれど、期待はずれの結果ばかり...酷い時には、OBやチョロ、テンプラまで出た。
4番ウッドにしても、ティーショットで使って酷いフックで池だとか、当たりが薄くて右の林だとか...
最後にはウッドの打ち方がおかしくなって、使えなくなってしまった。

それが、3アイアンや4アイアンでは、右から回したり転がしたり、トップさせたり、パンチショットで脱出したり...練習場では当たらなかったロングアイアンは、コースでは生き生きとして活躍しまくる。

今までに、数回ロングアイアンから「易しい」「結果が残せそう」なショートウッドへの移行を試みているが、全て思わしくない結果が残っただけ。
どういうことなんだろう?

ここの所の試合で、大きくスコアを崩すのはドライバーが一番なんだけど、チャンスに(例えばロングホールで楽にツーオンできる200ヤード残しとか)期待したショートウッドが全く良い結果を残せなかった事が何度もあって、実に口惜しい。
むしろ、チャンスからショートウッドのミスショットによって、トラブルとなりスコアを崩す事も多かった...これがロングアイアンを使っていたなら、せめて3打目ではチャンスにつけられていたと思うのに。
勿論後の祭りで、タラレバの話だけれど...ぶれずにロングアイアンでラウンドしていたなら、70台のスコアは半分は出ていたろうと思う。

ただ、この結果は今使っているショートウッドが合わないのか、あるいはユーティリティーに換えればもっと良い結果が出るものなのか...一世を風靡したシニアプロでさえ、ロングアイアンを使わずにユーティリティーを多用している現在、巷のおっさんアマチュアがロングアイアンの性能を引き出せる程のスイングが出来る訳も無く、「どうにかしなければ」と切に思っているんだけれど...

(一番大きなスコアを崩す原因のドライバーは、昨年チーピン地獄だった73Xでいいのかどうか、力の入れ具合が難しいSXでいけるのか...目下いろいろ検討中)