ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

スイングを変える

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仕事で、ほぼ毎日ゴルフレッスンのイラストを描いている自分としては、「スイングをどうする」という事に対して知識だけはある。

しかし自分が今直面しているのは、まず「年齢によって、変わらざるを得ないスイング」と「クラシックアイアンを楽しむためのスイング」。
これは、最近描いた多くのレッスン記事の中には無いテーマ。

なので、自分でやってみて「より上手く行く方法」というのを見つけて行かなくてはならない。

今まで気にしていたのは、最近のスイング理論でよく言われていた「下半身を固定、ないしは大人しく使って、肩は平らに回し、あとは手の上げ下げだけを意識する」というもの。
重心の移動は、右足の内側から、左足の内側まで。
それに、スクープソールのクラシック黒トップアイアンを打つために、ダウンブロー気味にボールの先のターフをとること。

そんな所だが、これが出来ればそりゃあ問題は無い。
まず、年をとるに従って体は硬くなり、身体をギリギリと捻り上げるなんて事は、もう出来ない。
そのためにどうしても上半身を揺さぶって手を上げるようになり、ショートアイアンはともかくミドルアイアンやロングアイアンはろくに当たらなくなってしまった。
ドライバーもたまに出る一発以外は、曲がるし飛ばない状態になった。

そこで、それまでのスイングのイメージを全部捨てて、構えたその場での円運動をイメージするようにした。
体重移動は全く考えず、テークバックは頭が左に手は右に行くような「リバース」のイメージ。
ダウンからは逆に、頭右に手は左に降りて行くイメージ。
その際、スイングの右サイドを大きくとるイメージにして、左サイドは考えない...つまり今までは「フォローが大事」だったのを、「テークバックとダウンの右サイドを意識して大きく使う」意識に変えた。

そういうイメージを作り上げるために、とりあえず黒トップは使わずにTA3でのリハビリラウンドを何ラウンドかして、ボールを捉まえる感じが判って来た。
このままTA3で行けば、多分スコアはまとまって来て70台のスコアもでると思うけど、それが目的じゃないのが問題だ。
このイメージのスイングで黒トップを使いこなす事...黒トップに変えても必要以上に打ち込まないスイングでボールを捉まえられるかどうか...それが最終目的。

スコアで70台出したって、ガチンコの競技をやらない自分には大して意味は無い。
ドライバーでイメージ通りの球筋と、黒トップでボールを捉まえた時の快感が、今の自分のゴルフの楽しみの大部分。

そろそろ次のラウンド辺りから、黒トップに戻して楽しみたい。