ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

経年劣化か...

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10月は毎週ゴルフへ、と思っていたけど...諸処の理由で今週は行けそうにない。

それでも珍しく練習場には行って、いろいろとやってみている。
この前のオールドオーチャードで、クローズドスタンスはそれほどよい効果はなかった。
スコアカードが出て来たら、48・45。
池に5発放り込んでいる...バーディーは1個だけ。

改めて練習場でいろいろ試していると、超フックグリップのハンマー打法「もどき」で、良くボールが掴まる...ウッドもアイアンも。
特にアイアンでダフリ・トップが極端に少なくなる。
その理由を考えていて思いついた事があり、最近撮ったスロー映像と、30代後半に某ホームコースでハンディキャップ6になった頃の連続写真を比べてみた。

「...やっぱり」である。
パーシモンで飛ばしていて、70台でまわるのが普通なんて思っていた頃のスイングは、左腕が奇麗に伸び、肩が良く入り、手の位置は高くアップライトなスイングだ。
それに比べて最近のスイングは、肩が入らず、左腕が曲がり、手の位置は低く「トップが潰れている」ようなスイングだ。
このスイングから、年齢に寄る身体の堅さや粘りの部分を差し引いて、明らかに違っている部分が確認できた。

...今のスイングの方がはっきりとコックが遅い。
世界の一流プロはほぼ全員、左腕が地面と水平な所を過ぎた辺りでコックが完成している。
そこからはシンプルにそのままトップになるから、スイングリズムは崩れないし、高い奇麗なトップが出来る。(レイトコックで有名なのは、ニクラスくらいだ)

ところが自分の場合は、ほぼ手がトップの位置に来てからコックを入れる...それでトップが2段のようになって腕が曲がり、リズムが乱れ、潰れたトップになる。
そこからダウンに入るのにも、潰れたトップを引き越さなければならずに、リズムもへったくれも無く、頭の上下動までしてタイミングをとる事になる。
30代の頃のスイングが、「シンプルでワンピースなスイングだ」とプロからほめられたものだったのに、なんと経年劣化してしまったものか...

..超フックグリップのハンマーもどき打法では、テークバックしてすぐに自然にコックが完成して、しかもフラットな小さいトップなために、頭の上下動は起きずに、シンプルなリズムでスイング出来る。
そのために、アイアンのダフリトップはおきにくく、かつ「掴まった」という感じでボールをヒット出来るんだろう。
多分すぐにアーリーコックを意識しても、そう上手くはタイミングがとれないだろうから、これからはハンマーもどき打法のスイングと調整しながら徐々にコックを早めにするスイングにして行こう。

バックスイングで早めにコックが出来るようになれば、多分今悩まされている大部分の問題は解消して行くと思う。

ただこれもまた、「やり過ぎ」(over-do)しやすいので、気をつけなければならないけど。
来週は、練習場に一回行ったあと、20日にラウンドの予定だ。