ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2012年オープンコンペ第1戦

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29日に、オープンコンペに行って来ました。
29日だから、賞品は「肉」という大日向カントリー倶楽部のオープンコンペ。

9ホールのパーティーの無いオープンコンペは、オープンコンペとは名ばかりの「ただの賞品付きゴルフ」に感じてしまうので、「オープンコンペ挑戦記」の枠に入れないのだが、ここは18ホールの新ペリア。
久し振りに18ホールのスコアを考えて楽しめる。

勿論この日にコンペに出るのは、天気予報で暖かく風も弱いゴルフ日和になるという事が判っていたから。
風は本来強い方が好きなのだが、花粉症でやられているこの時期は、花粉まみれになりたくないのでこういう天気でいい。
大日向カントリー倶楽部は、富沢誠三設計という所であまりトリッキーさは無いという事は想像がつく。
ただ、コースの評判は「広くておおらか」...コースのHPでも、「OBが少ないコース」とあるくらいで、本当の打ち始めのゴルフには手が縮まなくて良いだろうと思っての参加。

実際にコースは広くて緩やかな傾斜でブラインドホールも極端に少なく、また2グリーンなのでグリーン周りも広くてゴルフが崩れ難いコースと言う印象。
そしてグリーンもこの時期にしては良い仕上がり。

調整には充分と言う状態なのに、落とし穴はスタートホールだった。
スタートの1番がいきなり「ドラコン」。
そりゃあ、ホールは真っすぐだし広いし、ドラコン向きだとは思うけど...スタートの1番は無いよなあ(勿論それがコースの狙いで、意外な人がとれるチャンスを作るつもりだろう)。
その罠に引っかかったのが自分というわけ...一応ドラコンはある所ではフェアウェイに行きさえすれば取ってるし、賞品は結構いい和牛だと言うし(笑)。
体が慣れてもいないのに「オリャアー!」と振った一撃は、感触は良かったものの・・・途中から左へ左へと巻いて行き...左の林の奥の崖下へと消えて行った...OBじゃ無いと言うけれど。

これで罰が当たったか、左へのボールが嫌で打った2番は右に遥かに曲がって行って...
次からは、得意の右へ左へのワイパーショット炸裂の状態。
結局フェアウェイキープは、たったの2ホール...そこでは簡単にバーディーとパー。
他のホールでは殆どがグリーンを狙えない「出すだけショット」が2打目となった。
ドラが悪いのか自分が悪いのか、それは後で考える事にして、アイアンの切れが久し振りに戻って来たのが嬉しい。
打った瞬間に満足出来る手応えのショットが、結構多かった。
これは、これからのゴルフの一番の楽しみになる。

新ペリアのハンデは、東では完璧にはまってアンダーとなったが、西のロング・ショートが入れ替わっていたため、トータルネット72・2で終わった。
これでも、普通の80人くらいのコンペでは10位以内確実なのだが、この「肉のコンペ」は人気があるという事で参加者136人。
おまけに、いつも出ている人が多いとかで、みんな「ここは先週はハンデホールだった」とか「今日はここが怪しい」とか...

なんとネットパープレーでも16位という厳しい結果。
10位以内に入るためにはネット71・6まで行かなくてはならないとは...優勝は69・0!
自分の新ペリアの成績として上出来だったけど、ほかの人の成績が良すぎると言う事。

ただ、うちの奥さんがなんと125位で飛び賞ゲット...実に旨い大田原牛のステーキ肉の大きいのが2枚も入っていた。
これなら、人気でみんなが狙うのも判る。
(参加賞は牛肉のハンバーグ2個だった。)

一緒にまわって頂いたKさんとHさんはこのコースのメンバーで、殆ど毎週ここに来ているそうだが、二人ともシングルの腕なのに「6インチルール」を多用していたのが惜しい。
例えば崖下に落ちたベアグランド上のボールを、近くの芝の上に乗せて打つ、なんて事は...
それを何度も繰り返して70台でまわった所で、胸を張れないゴルフだろうと思うのだが。
まして、コースの競技にも参加していてハンデ向上を目指しているのなら。
お二人とも実に好感の持てるゴルファーだっただけに、それが惜しい、と。
私がノータッチでプレーしていて、ディボット跡からアプローチするとき、二人して「動かしていいんですよ!」と言うのも...「?」。

...さあ、これから2012年のゴルフをスタートする。
自分なりの、「いいゴルフ」を楽しむ一年にしたい。