ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

キャビティーアイアンの誘惑

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ここ数年、自分が主に使うアイアンは2種類になっている。
一つはダイナミックゴールドのs300が挿してある、クリーブランドのTA-3。
もう一つは、スポルディングのオリジナルクラシックアイアン、黒トップ。
こちらは古いダイナミックのRシャフトが刺さっている。

最近でも、古いクラシックアイアンや最近のセミキャビティーなんかをオークションで落としては使ってみたりしてたけど、この二つより「いい感じ」のものはなかった。

もちろん「易しいやつ」や、「難しいやつ」はいろいろあったけれど、結局「打ってみた感じ」でこの二つより気持ちいいものはなかったのだ。
しかし、この二つのアイアンは易しくない...打ち損ねが少なくはない。

以前、「最近アイアンの調子が良い」と言っていた知り合いのX-20を借りて打ってみた時、あまりに易しくボールが掴まり、曲がらないのに驚いたことがあった。
最近のキャビティーアイアンは、本当に易しく進化しているのを実感した。

...でも、結局その手のキャビティーアイアンを買うことはなかった。

実は自分は、以前は最新の技術を用いたアイアンをいろいろと使って来た。
ゴルフを始めた当初こそ、マグレガーやダイワやベン・ホーガンのマッスルバックだったけれど、ピンアイ2やクリーブランドのバスアイアンや、キャロウェイのビッグバーサアイアンも使ったことがあった。
しかし、どれも易しい部分の効果は判りながらも、結局手放してマッスルバックやクラシックアイアンに戻ってしまった。

思うに、易しいアイアンに変えて良いスコアを出すよりも、アイアンを打った時の感触の方が自分には大事らしい。
そして、たま~にある「これは完璧!」と思った当たりのときの、ボールの弾道も大事らしい。

結局自分は、常にパープレーからいくつオーバーするかが勝負のような上級者のレベルには到底なれず、多くが大失敗したって、いくつか「気持ちいい~!」って当たりがあれば満足するレベルということなんだろう。

しかし、黒トップは不動の位置にあるが、TA-3の代わりになにか感触の良いアイアン、それも最近流行のディープキャビティーながら打点位置にボリュームをつけて打感を良くしてあるアイアンを、打ってみたいと思い始めている。
...ただ、今からそういうアイアンに浮気すると、またいろいろと欲が出て、再びのアイアン遍歴が始まりそうでちょっと怖い(笑)。

黒トップの2番からで通すか、それとも最近のアイアンか..。

さて、どうしよう...