ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

B・ワトソン対C・ペイビン?

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サッカーの騒ぎの影で、アメリカツアーで面白いニュースを見かけた。
トラベラーズ選手権で、ツアーナンバ-1の飛ばし屋B・ワトソンと「飛ばない」事で知られているC・ペイビンのプレーオフがあったとか...

試合はB・ワトソンの優勝だったそうだけど、ライダーカップのキャプテンを務めたり、もうシニアに出るかという年齢のC・ペイビンが、まだプレーオフに残るほど元気で活躍しているとは..。

昔から飛ばない事で有名だったペイビンは、その代わりにウッドや曲がり球を駆使して95年に全米オープンに勝つほどのテクニシャン。
対してB・ワトソンは飛ばすし、小技も上手いしパットも悪くない...それなのにもう一つブレイクしないのは、ハートの問題ともいわれている。
確かに何回かテレビで見た彼のプレー振りは、大事な場面になると目が泳ぎ、落ち着かずにおどおどした印象さえ受けていた。

この二人に、スコット・バープランクを交えたプレーオフだったらしいが、思うのはB・ワトソンとペイビンとの飛距離の差。
...最近の飛距離ランクでも200位近い、もう50歳になろうかという飛ばないペイビン。
方や平均飛距離300ヤードを超える、ツアーナンバ-1の飛ばし屋。
きっと50ヤードじゃきかないほどのティーショットの差はあっただろう。
ひょっとすると100ヤード以上の差があったかもしれない。
基本のフェードと、右に左に曲げて攻めるペイビン。
ドカーンと大砲一発のワトソン...見てみたかったなあ、このプレーオフ

体重別でも年齢別でも、まして飛距離別でもないこんな勝負が成り立つんだから、ゴルフってのは奥が深くて面白い。