ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

アメリカ女子ツアーの崩壊?

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「プロというのは、強いだけでいいんだ」ということが、どれだけ傲慢で自分勝手な勘違いかを証明するような事態が、アメリカ女子ツアーで進んでいる。

今年5試合ほど減った試合が、最悪の場合さらに10試合以上減る可能性がある、というのだ。
もし最悪の状況になった場合、ツアーの体裁を保てなくなるかもしれないほどの事態になる。

一説によるとその原因と言われているのが、「韓国人選手の上位独占」。
聞くところによると、日替わりで見知らぬ韓国人選手が優勝し、常にベストテンの半分位を韓国人選手が独占する状況に、スポンサーが嫌気がさして次々に降りているという。
そのために来年の試合10-12試合ほどが、まだスポンサーが決まっていないらしい。

あるトーナメントの担当記者によると、試合を見に来た観客の多くが1位から3位くらいまでを知らない韓国人選手が独占していたりすると、試合を見ないで帰ってしまうんだと言う。
勿論これには一種の人種差別もあるだろうし、偏見もあるとは思うんだが、韓国人選手の観客へのサービス精神の無さも一因だと言われている。
よく言われていることだけど、韓国人選手は一人の選手に一族みんなが応援し援助して力を合わせる。
その選手も世話になった一族のために、強烈なハングリー精神で成り上がり、賞金を得て一族の協力に応えようとする。
その精神力と子供の頃からの確かなレッスン、豊富な練習によって次々にアメリカツアーで通用する選手が誕生しているのが現状だ。

...しかし、それらの韓国人選手には「プロは強ければいい」という感覚で、意識は身内一族の方を向いていて、「観客やスポンサーが無ければ、プロという職業は成立しない」という観点が欠けているように見える...

以前のように外人女子選手として、ソレンスタムや、ウェブや、岡本、パク・セリなんかが活躍していた時代は、米国人も世界中のいろいろな選手が「世界一のアメリカ女子ツアー」に参戦してくれている、みたいに見ていたのだが。
それが今、あまりにも強すぎる「韓国人選手達」のためにツアー自体が壊れていくなんて状況は、ゴルフのためにはあまりにも不幸な現実だ。
このことは根本に人種差別もあるように見えることから、解決の道は難しい。
その上不況で、今年参加していた企業の多くが経営が厳しくなり、人気のなくなったツア-に金を出すことが難しくなった現実がある。

今は当の韓国人選手達は勿論、プロとしてゴルフで食べているものは全て、「見て応援してくれている人」がいて初めて自分が食えるのだ、ってことを強烈に自覚するしか無いだろう。
ツアーがなくなればプロゴルファーなんて、素人にレッスンすること意外は世間に無用な人種なのだ。

しばらくは、来年のアメリカ女子ツアーの動向から目が離せない。