ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2009年 マスターズ3日目

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面白くなってきた。

健闘してきたチャド・キャンベルも後半崩れてきて、明日の最終組は11アンダーで並んだ48才のケリー・ペリーとアルゼンチンのアンヘラ・カブレラになった。
このカブレラという男、プレーが早く、豪快に飛ばすかと思えば、実に柔らかいタッチのアプローチをも多彩にこなす。
タイプとしては全盛期のジョン・デイリーを、もう一段大人にした感じで、スケールの大きな才能を感じる。
自分の感じではまず8割カブレラの優勝だろうと思う。
だけど情としては、48才のペリーに最年長優勝の記録を塗り替えて欲しい。
そして、伏兵として4位のジム・ヒューリクが不気味だ。
1位との差が3打しかないのだから、前の組で先にバーディーを連発すると大逆転もあり得る。

タイガーとミケルソンは同じ4アンダーで、首位とは7打差。
上位が崩れない限り、とても逆転はないだろう。
それよりも、殆どの日本人から期待されていなかった片山の健闘...本来なら日本中が興奮しているだろうはずなのに、なんだろうこの冷めた雰囲気は。

今田はストレスの溜まるラウンドを続けている。
以前の全米オープンの時のような吹っ切れた攻め方出来ていないのは、やはりゴルフを始めた時からの「憧れだったマスターズ」に、体も心も平常のプレーが出来ないってことなんだろうと思う。
それはそれで初体験のマスターズを、残る最終日十分に楽しんで欲しいと思う。

ああ、寝不足で頭が呆けている。
あと一日、「花のマスターズ」を楽しんだら、俺も俺のゴルフシーズンを楽しもう。
考えてみると、あと何回の桜が見られるか、あと何回のマスターズが見られるか、が残る人生の一里塚となっているような気がする。