ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2016年全米オープン2日目

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2日目と言っても昨日が雷雨で順延になってしまった為に、今日は1日目をプレーするプレーヤーと2日目をプレーするプレーヤー、それにまだ今日は2日目をスタート出来ないものがごっちゃになって、競技としては何がなんだか判らない混沌状態で全く面白くはない。

ただ、「世界で一番難しいトーナメント」と言う雰囲気は昨日に比べてずっと良く判る。
特にグリーンは時間が経つに従って速くなり、スコアを崩すものが続出している。

松山はスコを伸ばして競い合うD・ジョンソンとS・ガルシアに挟まれて、一人「置いてけ堀」。
3人の組み合わせになると、必ず起こる「ゴルフあるある」の状態だが、1ラウンド目の途中でクラブぶん投げているんじゃダメだろう。

マキロイやファウラーは昨日スコアを崩していたが、今日はスタートすら出来ずに明日にラウンドとか...今日よりさらに難しくなるはずの明日のラウンドじゃ...やっぱり二人ともアウトかなあ。
デイやスピースは悪いなりに粘っている。

まあ、そんな混沌状態で私が一番楽しんでいるのが、46歳の同い年のくせ者ばかり組み合わせた「親父ブラザース」。
まず一番期待しているのが、あの「怪人カブレラ」。
ツアー3勝なのに、その2勝が7年前のこのコースでの全米オープンとマスターズ...世界ランク3百何位かと言うのに、「メジャーになると気合いが入って面白い」とかでマイペースで暴れまくる。
この男のゴルフは大好きだ。
そして一緒に回るのが「変人ヒューリク」と「イージー・エルス」。
飛ばないのに難しいコース程アイアンショットが切れまくるヒューリクと、何時でも何処でもイージースイングのエルスの組み合わせで、この親父達のゴルフはサディスチックなこのコースを一番楽しんでラウンドしているように見える。

若い勢いのある連中の優勝争いもいいけれど、こんなくせ者達の味のあるラウンドがオレには面白い。

明日も今日回れなかった半分のゴルファーが2日目を回るとかで、カットラインとか優勝争いなんてのは日曜になる迄判らない。

なので、じっくり見るのは日曜日だけ。
おかげで寝不足にはならないで済みそうだ。