ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

軟鉄鍛造だと思ってたのに...

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銅下メッキの軟鉄鍛造マッスルバックアイアン、と言うことでオークションで探していたら、本間のアイアンが目に入った。
俺がゴルフを始めた頃には,「ホンマのアイアンは、上手くて金のある人が使うアイアン」と言われていて、とても俺なんかの手の届く値段ではなかったように覚えている。
見てみると、銅下メッキの三層メッキで、打感が非常に柔らかい、と。

それで値段は9本セットで数千円!
これは使ってみるしかないと落札したんだけど...

そういえば、何で最近は本間のクラブを見かけないんだろうとネットで調べてみたら...
本間のアイアンには「軟鉄鍛造」のものは一つもないんだって?
なんでも、「軟鉄鋳造」って言うんだって?
だって、確か昔日本刀の写真を載せて広告出していたよね?
日本刀のイメージって言ったら,「鉄の鍛造」そのものじゃない。
...それがばれて、評判落として売れなくなったんだって?

ネットの評判だから真実のことなのかどうかわからないんだけど、本当に鍛造じゃないのか...というところで、俺たちに鍛造か、鋳造かの違いってわかるんだろうか?

でも、あえて昔の本物を使ってみようって「趣向」なんだから、なんかがっかりしたなあ...地の銅メッキを出したところで、その下が鋳造の鉄じゃあ、美学が納得しないよなあ...安くても古くても「本物を使いたい」とこだわる気持ちが、「軟鉄鋳造は違うんじゃ?」って言ってる...。
...どうしようか?
このアイアン。