ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ポチッで来たもの-2

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オークションで落としたもう一つのアイアンセットが届いた。
PP737を落としたあと、買う気もなく出品されているアイアンを見ていて落とす気になったのには理由がある。

この「ダンロップリミテッドモデル」...似ていたのだ、かって因縁の有ったアイアンに。
それはずっと以前記事にした「ロフト・ライ角調整には気をつけて」の、犠牲になったアイアン。
これからずっとエースアイアンにしようだなんて思って、ローンで無理して買ったのに1ラウンド使っただけで滅茶苦茶にされたアイアン。
...月例で初めて使った時に、一緒の組になった知り合い(この時ゴルフショップを開店したばかりだった)に、「うちでロフトやライ角の調整が出来るからやってあげますよ」と言われ、「友達だから無料でやってあげます」との言葉に乗ったのが間違いの元だった...
一応目安となるロフト角とライ角を伝え、その場で彼に手渡した。
2週間後、遊びのラウンドで彼から手渡されたアイアンは確かにロフトもライ角も「数値通りきっちりと調整しましたよ」という事だったかも知れない。
しかし、そのアイアンをグリップして構えた瞬間...多分自分の顔色が変わっただろう。
それは、3番がグース、4番は出っ歯、5番はストレート、6番は出っ歯、7番は超グース...
全ての番手のアイアンのリーディングエッジが、シャフトから出たり引っ込んだり...およそアイアンのセットとしての統一感が全く無くなったただの寄せ集めアイアンに成り果てていた。
一度そんな風にされたアイアンが元に戻るはずもなく、「友達だから無料でやってあげた」と自慢顔のその男に確かに悪意はなく....次の日に、そのセットは秋葉原で定価の一割で売り払った。
...ローンはまだ半分以上残っていたのに。

そのアイアンセットは、確かプロリミテッドとか言う名でで発売数は凄く少なかった。
その後中古で見かける事もなく、オークションでも見かける事はなかった。
今回のアイアンセットは、バックフェースとか刻まれた数字とかが似ている感じがして、「ひょっとしたら」という思いでポチッた物だったが,,,ちょっと違ったようだ。
私が昔買ったアイアンは、その頃ではもう珍しかった「銅下メッキ」も宣伝文句に有った様に記憶しているが、今回のはサンドのフェースを少し削ってみても銅下メッキの赤い色は出て来なかった。
しかし、この「リミテッドモデル」のアイアンも、調べてみても情報がなくどんな代物だか判らない。
ダンロップ社自身のHPでも、過去のアイアンはDP201くらいからしか載っていず、このアイアンの情報も私がかって買ったアイアンの情報もわからない。
どなたか、このアイアンや銅下メッキをしたダンロップの限定アイアンの情報をお持ちの方はいらっしゃらないだろうか?

このアイアンはまだ打っていないので打感とかは判らないが、背面にはいかにも軟鉄鍛造の柔らかい鉄を使ったという様な小さな当たり傷が沢山ついている。
フェース面はそれほど使われた様子や使用傷もなく、グリップを交換すれば十分使える状態の良さなので近いうちにコースで遊んでみたい。

今回のポチッは、「まあまあ当たり!」 ってことで。