ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ああ、ドライバー

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そりゃあ、練習はろくにしなかったけどさ。
でも、コースに着いてからの練習場では、一発もそんな球は出なかったんだ。
少しドローから、少しフェードまで、実に満足すべき飛び方をしていたんだ。
スタート時間になって、俺がオナーということで待ってたんだ。
だけど、前の組がボールが見つからないらしくて、結構な時間待たされた。
右がOBで、左が林、少し右にドッグレッグしていて、前回来た時はまっすぐ打ったら左の林の木の下で出すだけだった。
で、狙いはフェアウェイやや左から、ややフェード気味のボール。
散々待たされたあげく、やっと打つことになって....慎重にフェアウェイキープだけを考えて...八分スイング。
そんなに悪い感触ではない。
ボールはまっすぐ出て、ややフェードして...フェードして...フェードして...、おい!いつまで曲がるんだ!!
スタート係「済みませんが前方の特設ティーから、前進4打で」...
へえ、記念すべきコース第一打がOBってか!?
せっかくオークションでXシャフトのハイボア売って、その金で買ったSシャフトのハイボア...その第一打がOB?
この記憶はこのドライバーから消えない。
その後2度とこのドライバーは振ることもなく、バッグに挿したまんま、その日は終わった。
そりゃあ、俺が悪いんだ、ってわかってるんだけれどさ...
でも信じていたんだ、「おまえはきっと根拠のない期待にも応えてくれる」ってさ。

オークションでいくらで売れるかしら...ああ、売るたびにどんどん安くなって、次に買えるドライバーも限られてきた今日この頃。