ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

え!? ホントかよ...

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昨日、オープンコンペ参加賞のプレーフィー無料券が期限20日までだったので、急遽オークションで落とした新兵器2本のドラと2番アイアンの試打ラウンドに行って来た。

ドラはピンのG20とキャロウェイのFTツアー、いずれもロフト8・5度のSシャフト。
シャフトはピンG20が純正のTFC330DTOUR45・5インチ、キャロウェイFT-TOURがやはり純正のALDILA VooDoo VS6 45インチ。

これらをオークションで落とした理由は、それぞれが一般に使われてから一定の評価を得た「名器」と呼ばれる存在である事。
ロフトとシャフトの特性でチーピンが出難い事、それにそれぞれ使用したゴルファーから「飛ぶ」と言う評価が多い事だった。

今まで使っていたミズノMP425、8・5度、白マナ73Xシャフトドライバーは飛距離は出たけれど、腰痛がひどくなるにつれチーピンが多発して辛いゴルフになる事が多くなって友人に譲ってしまった。
それと交換してもらった同じヘッド・シャフトの9・5度のものは、弾道が高いのが気に入らず、弾道の低い8・5度のドライバーという条件でオークションで探していた。
それに、新製品が出て2世代も過ぎるとかなりのものでも1万円前後で手に入るのも魅力だったし、実際にコースで使わないと判らないし、合わなければまたオークションに出せばいいし。

で、コースでの試打。
当日はほぼ快晴で、風があり、気温が日なたはそれなりに暖かいが日陰はぞくっとするくらい冷えて寒い。
ツーサムで申し込んだが、昨日は一杯に客が入っていたらしく7時過ぎのトップスタートか10時前の最終組しか無いとの事...朝は寒すぎるので最終組スタート。

これが幸いして、前はフォーサムで時間はかかったが、我々の後ろはずっと誰も来なかったのでいろいろと試打をする事が出来た。
それにバックティーの使用許可をもらい、ホールを突き抜ける心配も無くクラブを振り回せた。

...しかし、試打してみると驚く様な結果ばかり。
「え!? ホントかよ!」なんて言いっ放し(笑)。

まず、あるホールでピンとキャロの両方を打つ。
いずれも、それなりの当たりで手応えもまあまあ...ピンG20はやや金属音のインパクト、フェードで思ったより高めの棒球のような弾道でフェウェイセンター。
キャロウェイFT-TOURは、こもった静かなインパクト音で、やや低めで伸びて行く様な弾道でやはりフェアウェイセンター。

落ちどころは逆光で見え難くどちらが飛んでるかは判らないが、どちらもそれなりの手応えだったので、ボールの落ち場所に行くまで「わくわく」しながらカートを走らせる。
ピンG20があの弾道でFT-TOURより20ヤードくらい飛んでいるんなら、一発で次期エース決定だし、逆にFT-TOURがあれで20ヤードくらいピンより飛んでいれば、それでエース決定だ。
逆光で近くまで行っても判らないが、どうやら2発ともフェアウェイを飛び越えているようだ...悪くない。
ラフにボールらしきものが見えたので、カートから降りて近づいてみると...「ウソ!」。
何と30センチくらいで二つのボールがくっついている...弾道も手応えもみんな違ったのに、距離も方向も全く同じなんて!...「これじゃあ、選べないじゃん」。

その次の試打したホールでも、フェアウェイの右と左ではあったけど、飛距離は全く同じ。
3回目の試打はやや右曲がりのフェアウェイで左からゆるいフェードがベストに見えるホール。
キャロから先に打ったが、やや右目に出過ぎてスライスとなって林に入ってしまった...次に打ったピンはフェアウェイに残ると思ったが最後にやはりスライスがかかって林に。
どちらもミスだったけど、ピンは右に曲げようとすると極端に曲がり過ぎるようだ...キャロはそれほど右曲がりは酷くない(キャロのFTーTOURはむしろ左に行きやすく感じる)。
で、探しに行くと...何と林のなかで二つのボールが並んでいる。
...なんかね、ここまで一緒だと呆れてしまって「ひょっとして、ドライバーなんて、何使ってもみんな同じなのか?」なんて思えてくる。

2番アイアンはフックを打つときは、ティーショットもフェアウェイからでも期待通りに飛んでくれるし、感触もいい。
だがスライスはどれもミス。
235ヤードのショートホールで、2番のマン振りフックで狙ったけれど10ヤードショート...午後4時過ぎで寒かったので暖かければもうちょっと飛ぶかもしれないが、最大220ヤード前後って所かもしれない。
この2番は満足。

さて最終ホールまで来て、「どうもこのドライバーは飛んでないんじゃないか?」なんて思えて来た。
フルバックからやって残り距離を計算すると、どうも250Yくらいしか飛んでいない。
多少寒くてもせめて270ヤードくらい飛んで欲しいと思うんだけど。
で、自分の最大飛距離250ヤードと判っているツアースプーンとマン振りで打ち比べてみた。
まずピンG20は、フックを打つつもりで打つとほぼまっすぐで高めの弾道で飛んで行く...まあいい当たり。
FT-TOURは力を入れると低めの弾道で左目に飛ぶ...左ラフながらそこそこの当たり。
そしてツアースプーン...マン振りでいい当たり...低い弾道でいつもの感触。

そしてカートでボールのところに行ってみると...なんだかなあ、そんな気がしてたんだ。
三つのボールは全部ほぼ同じ飛距離。

これでドライバー使う意味があるんだろうか?
むしろ、今流行の「飛ぶ3番ウッド」を手に入れてドライバー代わりにした方がいいんじゃないか?

2本のドライバーのうちで使うなら、左には一回も行かなかったピンG20が良いんだけれど...飛距離はスプーンと同じって...(汗)

詳しい人に聞くと、ピンG20もキャロのFT-TOURも純正シャフトが悪いそうなんだけど、シャフトを替えれば結局高くつくのでオークションで落とした意味が無いし。
ならば、シャフト込みの選択条件でもう少し探してみるか....

とりあえず、24日の月例ではピンのG20を使ってみる予定だけれど、さて...どんな結果が出ますやら(笑)。