ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

少しは未来のことを

 

ヘモグロビンの基準値は、男性では14〜18g/dlというところを、俺は最低5・9まで落ちた。
医者は7より落ちれば輸血をするというけれど、流石に7以下になるとちょっと動いただけで息が切れ、立っているだけで目が回りそうになる...当然この状態で「ゴルフをする」なんて気力は全く出ない。
だから練習どころか素振りもする気にならない。
(たまにクラブをグリップして、ため息をつく事はある。)

7以下の状態がずっと続いたので毎週輸血を続けていたが、ヘモグロビン値はなかなか上がらず、少し上がってはまたすぐ落ちる状態に担当医が首を傾げる。
もちろん他にも色々な検査をした結果を含めて検討しているのだが、良くなる希望はなかなか見えて来ない。
それでもついこの間ヘモグロビン値が久しぶりに8を超えたというので、今週は輸血がお休みとなった...少し体に活力が戻り、息切れが幾分マシになった気はする。

ならば...ヘモグロビン値が10を超えた日を目標に、「この先」のお楽しみの練習でも始めるか...久しぶりにそんな気になった。
短くて「カート乗り入れ可」のコースで遊ぶにしても、ショット自体が当たらなくては玉打ち散歩も面白くないだろう。
しかし、体力、特に下半身は運動制限を受けている事もあって、相当に筋力が落ちている。
脊椎環狭窄症の影響もあって、以前のような全身を使ったショットはもう出来まい...ならばあくまで上半身主体でクラブヘッドの遠心力を使ってスイングする方法しかないだろう。
これでも欲張らなければ、普段の半分ほどの飛距離でボギーペースで回れる可能性はある。
正確なインパクトさえあれば、レディースティーからのプレーヤーーとタメを張ることだってできるだろう(俺は当然シニアティーだけど)。

実際に練習場に行って打つのは、今週の輸血なしでの検査の結果が良くて、続いて輸血をしなくても良い場合のみだけど...最良の結果としてヘモグロビン値がもっと良くなって二桁に乗れば、また球打ち散歩を楽しめるはず。


俺にも「未来」の光がちょっとだけ射す事になる。