ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

栃木の山奥編ー1・新宇都宮CC

寒くなって芝が凍る前に、出来るだけ沢山関東の安いコースに「旅ゴルフ」に行くことで再起動。
最初は色々検討した結果、栃木の新宇都カントリークラブ。
いつものように、前日に車中泊予定地までの下道ノンビリ旅。

 

 

まだ関東北部の低山紅葉にはちょっと早く、綺麗な赤系統の色の紅葉はまだ少なく、公孫樹の黄色ばかりが目立っていた。
ここはホームからそれほど遠くない、より北にある古いコースだけどまだラウンドしたことは無く、「未知のコース探検の旅」と言う楽しみもあった。
この日は朝から雲ひとつなく晴れていたけど、冷え込みはさほどでもなく、霜はまだ降りていないことに一安心。

コースはバブルの頃のコースよりは地味で、もともと2グリーンのコースだったが、今はコーライグリーンを潰してベントの1グリーンになっている。

東コーススタートで困ったのが、まともな逆光だったこと。
まだ整備前のようなフェアウェイには枯葉が多く落ちていて、悪くない手応えのティーショットが眩しくて全く行方が見えず、カートで見当を付けた地点に行って見ても落ち葉だらけで二人でロストとなってしまった...
その後何ホールも逆光でボールの行方が見えないホールが続き、ホールのレイアウトが分からないことも重なって、見つからない度にボールを適当にドロップして打ったので、スコアはそれを無しにしたインチキスコアで大体50くらいと書いておく(笑)。
アップダウンは思ってたよりずっとあり、いきなり打ち上げのホールもあるし...ではなぜここを選んだかと言うと、大きな理由がある。

 

 

 

それは「カートのフェアウェイ乗り入れ可」という項目。
あまりきつい登り降りのコースは体力の自信がなかったが、カートをフェアウェイに乗り入れできるなら絶対に大丈夫だろうという狙い。
前日が雨なら禁止となるが、晴れが続いている昨日はもちろん「どうぞどうぞ」で、フェアウェイを疾走(笑い)。
(でも、ここ...歩きだったらやりたくは無い、が正直な感想)

最終9番の池に架かる橋。
欧米各地の古い有名コースにある古い石橋を模したものだと思っていたが、行ってみると橋の向こうはに何もない土手だし、橋の上は草ボウボウで人が歩いた形跡がない。
「じゃ、なんで橋がかかっているの?」というのが素杯な疑問だが...うちの奥さんの「ただの飾りじゃない?」と言うのが案外正解かも。

グリーンは速くて難しかった...2グリーンだったものの一つを使っているので、基本小さい。
なので受けグリーンでは無くほぼお椀型になっていて、前後左右に下りとなる。
そしてそれが単純では無く、曲がると思うと切れないし、まっすぐと思うと切れる...俺のパット数は東19パットで西25パット(笑)。
アプローチは1ピンくらいには全て寄ったが...最後のホールで1回入ったきりで、他は全て外れた。
それどころか3パットが10回という、パッティング崩壊状態。
大体100回くらいだったろう、というのがスコアの話。
(ミスとは思わないロストが3つ4つあったので、これはインチキスコア。)


俺のヒッコリーゴルフの状態についてはまた後日書く。
旅ゴルフは、来週メイフラワーGCのオープンコンペでスコアを付けるゴルフを予定している。


書き忘れ
途中の光の少ない場所で、皆既月食を防振双眼鏡で観望。
奥さんのは10倍30ミリ、私のは14倍44ミリ。
全体がミルク色に染まった時の宇宙に浮かぶ満月の立体感は、本当に美しかった。
あんなに感動的な月を見るのは本当に久しぶり。

が、それを過ぎて赤茶色に染まっていくにつれて美しさは損なわれ、双眼鏡で見ていても「綺麗」とは感じなくなった。
そして月が暗くなるにつれて寒さも増してきて、観望終了。
なかなかの天体ショーだった。