ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

寒いので、ヤメ。

f:id:ootataki02:20191127085208j:plain

そりゃあ、もう冬なんだからある程度の寒さは予想していたさ。

でもね、朝が4度で最高気温が7度なんて天気予報を見せられちゃ「こりゃダメだ」なんて気持ちになっちまうさ。

「せめて最高気温が10度を超えてくれたら」、と天気が好転することを願ってずっとあちこちのゴルフ場の天気予報を見ていたんだけれど、とうとうどこからもこの「一日中冷蔵庫の中の温度」から暖かくなる予報は出ず、自分の心臓のことを考えて今朝キャンセルの電話をした。

せっかくの誕生日ラウンドだったのに...また不整脈が出たりしたらみんなに迷惑がかかるからなあ。

 

...もともとの最初の不整脈の(長く続く)大きな発作は、20以上年前の12月の寒い日曜日のホームでの事だった。

仕事を朝までやっていて、そのまま寝ずに参加したホームの月例で、2オーバーで臨んだ8番のティーショットを大きく左にフックさせ、それをカートから走って打ちに行き、また走ってカートに戻った時に心臓に強い違和感を感じた。

心臓に異常にフワフワとした「存在感」があり、なんだか落ち着かない。

「あれ?」と思って脈を取ってみると、「本当かよ!」と思わず声が出るほどの脈のバランバラ状態...自分のやり方が悪いのかと同伴競技者に「俺の脈、変じゃありません?」と言って、彼に脈を取ってもらう。

「えええ!! 大丈夫なんですか? バラバラじゃないですか!!」

他の二人にも見てもらうと、やはり口々に「もうやめた方がいいですよ」「すぐに医者に行った方がいいですよ」「救急車を呼びましょうか?」...

 

自分でも初めての経験なのですぐに競技はやめて「ノーリターン」として、ハーフで上がってシャワーを浴びたあとソファで休んでいた。

しかし、状況は変わらないので家に帰ってから近くの総合病院の救急に自分で行って2時間以上点滴を受けた...結局不整脈は何日か治らなかったけど。

それ以来ずっと不整脈の薬を飲み続けていたが、10年20年の時間の経過とともにちょっと負担をかけるだけで度々そうした発作が起こるようになり、徐々にその頻度が増してきたので、ついに2年前に「カテーテルアブレーション」の手術に踏み切った。

自分ではこの手術ですっかり完治したつもりだったけれど、体に過度の負担をかけるとやはり不整脈が再び出現するのを経験して、そうした状況をなるべく作らないようにしている。

自分で「そうした状況」の要素の一つとして考えているのが、こういう寒い状況でのゴルフ...自分の実感として最高気温が10度に届かない日のゴルフには、心臓にいつもより負担がかかっているのが感じられる。

すぐに脈が速くなり、心臓のあたりに違和感が出るのだ。

これは30度越えの暑い日も同じ。

 

そんな事から「最高気温10度以下の日と、最高気温30度以上の日にはゴルフをしない」という事を自分のゴルフを遊ぶ絶対条件とした。

もし何かあったら、コースにも同伴競技者にも迷惑がかかる事だし、コンペなんかでは参加者全員に迷惑をかけてしまう。

 

というわけで、コースには申し訳ないが今日の日はキャンセル。

自分の満70歳の誕生日のある今週に、なんとか「人生振り返り」ゴルフをしたかったけれど、天気予報を見る限り関東近県では来週にならないと最高気温10度以上にはならないようだ。

 

 

しょうがない。

70年を振り返りながらの人生ゴルフは、来週以降のお楽しみだ。

 

 

今日の日は、どこかで寂しく酒でも飲もう(笑)。