ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

久しぶりの練習

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今までの体温越えの酷暑に比べればだいぶ涼しい日が続いているので、久しぶりの練習に行って来た。

クラブを振るのは6月末の小名浜シーサイド以来。

ここで悩んだのが9月9日の漫画家コンペを「ヒッコリークラブでやるか?」という問題。

9月始めなんて例年ならまだまだ酷暑が続いている時期...今は雨っぽい天気が続いているので楽だが、一旦晴れればまた35度越えの日々が続くのは確実。

熱中症の不安もある時期にヒッコリーでゴルフをするってのはちょっと考えてしまう。

それでなくとも100年もののクラブを「壊さないように」と大事に使って遊んでいるのに、暑さで朦朧となってしまう可能性の高い夏ゴルフでクラブを壊さずに遊べるのか?...と考える。

9月末の福島のボナリ高原では十分涼しいのでヒッコリーゴルフをするつもりだが、9月の房総でのゴルフではやめた方がいいだろう。

 

練習場でヒッコリークラブを使うのも無駄にその寿命を縮めるだけなので、体慣らしも兼ねての練習と9日のコンペは現代クラブでやることにした。

もっとも俺の場合の現代クラブってのも、みんな10年どころか20年以上前のやつばかりなんだけど(笑)。

 

ウッドは5番7番ウッドにスチールヘッド3にユニフレックススチールシャフトがついているものと、1wがSLDR460ccの10・5度Sシャフト、3wがテーラーの15度Sシャフト。(これはなるべくヒッコリークラブに近い振り方が出来るものと言う事で。)

問題はアイアンで、現代クラブを使うからってヒッコリーで慣れたスイングを変えたくないので、手持ちのアイアン3種類を持って行って打ってみた。

結果はクラシックアイアンの黒トップにダイナミックのRシャフトは、硬過ぎ。やはりこのアイアンは打ち込まなくては十分な性能も打感の良さも出てこない。

では、と思ったミズノのMPアイアンに軽量スチールシャフトのアイアンは、黒トップよりは「しなる」のだがその「しなり」がヒッコリーシャフトとは全然違う。そのためにヒッコリークラブとは全く違うスイングをしなくてはならないし、ウッドのシャフトのしなりとも違う。

 

意外というか、予想通りというか...昔、シャフトの形状がヒッコリーアイアンのシャフトとよく似ているので(ネック、つまりヘッドとの結合部のシャフトが太い)ヒッコリーアイアンと振った感覚が近いのではないか、と考えて買っておいたウィルソンのファットシャフトアイアンが、一番「いけそう」と結論。ウッドとの違和感も一番少ない。

昔買ってから何ラウンドか使ったが、結果は別に悪くなかったのにヘッド形状が気に入らなくて使い続けることはなかったファットシャフトアイアン...今になってこのシャフトがヒッコリーシャフトとは一番感覚が近い、ということが納得できる。

ただし、「他のシャフトに比べたら」という話であって、「そっくり」とはとても言えない。

 

結構大汗をかきながら200球ほど「アーデモナイ・コーデモナイ」と打ってみたが、俺の場合は「硬い」と感じるシャフトを使うとオーバースイングになりやすく、ヒッコリーやファットシャフトでややアーリーコック気味にスイングすると自分のイメージで「キモチイイ」というスイングになるようだ。

(「それが自然にできるのがヒッコリークラブだった」というオチが、やっと最近わかって来た...シロートにはゴルフスイング は奥が深い(笑))

 

もちろんコンペ当日の天気予報が最高気温30度以下の良い天気だったら、直前でもヒッコリーに変えて遊ぶつもりだけど。