ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ツツジを見たくて...ホームで今年初ラウンド

イメージ 1
27日、ゴールデンウィークに入る直前、ツツジを楽しみながらのラウンドをするために今年初めてホームの東ノ宮CCに行って来た。
天気予報と近所のツツジの咲き具合を見て、ベストと思われたのがこの日。
一緒に回るのがうちの奥様と、キャンピングカー仲間のK氏(「元」はホームのハンデ7)。
競技をやっている頃はメインの「さつき」・「あおい」しか回る気がなかったこのコースも、ヒッコリーやうちの奥さんとの二人ラウンドなどでは「おばな」コースを入れることが多くなった。
距離が長く難しいホールを責めることが、自分のゴルフの楽しみの優先順位で大きくランクが下がったのだ。

自分的にはこのホームコースの東ノ宮は、ツツジの咲いている時が一番綺麗だと思っているので、その光景を楽しむためには「おばな」から「さつき」のラウンド順が都合が良かった(それに、うちの奥さんにとっては、さつき・あおいは距離がありすぎる)。

しかし...うちの近所や、関東平野ではツツジは確かに満開で、道路脇のツツジも綺麗に咲いていたけれど...東ノ宮のある芳賀台地あたりではちょっとツツジは早かった。
コース内はまだ咲き始めの三分から五分咲きというところ...それでも十分綺麗だけれど、花の盛りの華やかさに比べれば実に残念。
天気は涼しい薄曇りで、強い太陽に焼かれることもなく寒いこともなく、花粉もこの日は少なかった。

自分の予定では短く変化のある「おばな」はヒッコリークラブと糸巻きボール。
距離のある「さつき」では、8日にある漫画家コンペの練習用に現代クラブと飛び右衛門(笑)。
ヒッコリークラブでうまく打てたスイングを現代クラブでは再現できないか...ちょっと試したい気持ちもあったし。

ヒッコリークラブでの「おばな」は、ティーショットとアプローチはまあまあ。
長い距離の第2打が、手製のフェアウェイウッドや2番のミッドアイアンなどでミスが多い。
それと、博士手製の「ロングノーズ型パター」を3ホール程使ってみたが....自分にはライ角がフラットすぎるのと、「スイングできる」感覚のロングパットは距離や方向が合うけれど、1m前後のパットが方向がわからずに入らない。
いきなり使うには難しすぎて3パット4パット連発でギブアップ。
トリ・ボギー・パー・トリ・パー・パー・ボギー・ボギー・ダボで47。
ショット的には、やはりヒッコリーアイアンであっても「打ち込んだ」イメージの方がいいショットになるし、距離も出る。
問題は100年もののクラブの強度だ...しっかり打ち込むといってもスチールやカーボンシャフトに比べれば、ずっと柔らかく振っているつもりだが。
交換用のヒッコリーシャフトが、いつでも手に入れば良いんだけどなあ。

午後は現代クラブ。
やっぱり同じようには振れなくて、ついつい「オンドリャー~!」ショット。
それでも飛距離は昔より全然飛ばないのが悲しいったらない。

ただヒッコリークラブのスイングでは、本当に昔風の頭を動かさないその場で回るイメージの方が当たる...体や頭を横にうごかすとほとんどがミスショットになる。
要するに体重移動は考えない...その場で体を回した結果として、自然に体重は右足内側から左足内側へと移動する、というやつだ。
それで現代クラブでも同じイメージで振るようにすると、ショットの安定感が増す。
フェースで「捕まった」という感触のショットが多くなる。
少しリバース気味であっても、だ。

スコア的には現代兵器でもボギーペース程度だけど、俺にはやっぱりヒッコリーでのゴルフの方が面白いなあ...


そういえば、ツツジが目的のこのラウンド、三十五年以上このコースに来ているというK氏「え?うちのコースってツツジが綺麗だったの?」「ツツジがあるってことにも全然気がつかなかったよ」だって。
どうも俺とK氏とは、同じ場所でも違うコースで遊んでいたらしい(笑)。