ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

げに面白きは関西人

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我々関東の人間は、関西人についての噂話を確かに聞いた事がある。
曰く「関西人の一番大事な才能は他人を笑わせる才能である」
曰く「学校では人を笑わせる能力がないと、いじめに遭う」
曰く「関西人の人生の一番の成功者はお笑いの芸人になった者である」
曰く「関西では無言のルールがあり、誰かがボケを言った時には必ず誰かが突っ込みを入れなくてはならない」
曰く「人を笑わせる事の出来ない人間は、人間失格者として自殺してしまう」
曰く「関西人はどんな一般人でも、テレビの売れない芸人くらいの芸はアドリブで出来る」
曰く「関西人は一人では大人しくても、二人以上になると無敵になる」
...等々。

聞いてはいるが、(例え身近に関西人でその通りに行動してるヤツが居たとしても)それはたまたまそう言う事が得意なヤツで、普通の人は関東人とそうそう違いはしないと関東人は思っている。
が、それは大きな間違いだと、昨日の宴会で思い知った。

随分前から、こつこつと小さなヤスリでフェースを削って、ドライバーとして使えないヒッコリーのウッドをフェアウェイウッドに改造しようとしていた。
しかし持っているのが小さなヤスリなので、なかなかフェース全面をイメージ通りにするのは難しかった。
それを電動グラインダーを使って、簡単に整形させてくれると言うので昨日「飛ばしっこ仲間兼酒飲み仲間」のY社のM社長の所に遊びに行った。
結局持って行ったクラブは、レッスン&用具のプロのTさんにやってもらって、ほぼイメージ通りに改造出来た(これに関しては後日)。

そして、ひさしぶりの酒飲み会に...ここでご一緒したのが、Y社に来ていたクラブデザイナーのMさんと、Tさん、M社長に某IT企業のGさんに、以前の飛ばしっこ仲間の編集者N氏が加わって6人の宴会に。

近くの中華料理やでビールで乾杯...そこで気がついたのが関西からの客人クラブデザイナーのMさんはこてこての関西弁なのだが、何と何時も標準語で喋っていたM社長と編集者のN氏迄が急にコテコテの関西弁で話すようになった。
なんとN氏もM氏も関西出身なんだとか。
そうした関西弁になった途端に、その3人で自然に漫才が始まった。
これがテレビの芸人のよりよっぽど面白い。
ボケ・ツッコミが縦横に入れ替わり、間もいいしリズムも良い...そのテーマがゴルフ用品界の内幕モノなんだから、なお面白くて傑作で。
一般のゴルファーが聞いてはいけないモノが多くて、涙を流して笑いながら結構深い(笑)。

関西勢3人の漫才を聞いて、我々関東勢3人は顔見合わせて笑うだけしか出来っこない...延々とエンドレスでギャグが、ボケが、ツッコミが...このエネルギーの違いは凄いもの。
涙流して大笑いして、腹の皮がよじれて酒も進むし、料理もうまいし、しらけ鳥なんて飛ぶ間もなくて、あっという間に5時間くらい。
無料でこんなお笑いを楽しめるなんて、こういうメンバーで定期的に飲めばストレスなんて溜まらないよなあ。

まあ、そのお笑い話の内容はこのブログにも書けない事が多くて、それが残念だけど。


長い時間が過ぎて、都内には古い付き合いの「行きつけの居酒屋」や飲み仲間はいなくなってしまったけれど、まだこうした俺より若い飲み仲間が居る事が有り難い。
実に楽しい宴会だった...
Mさん、M社長、Nさん、Tさん、Gさん(だっけ?Kさんだっけ?)...感謝・感謝、です。