ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

久しぶりの東京散歩

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足首を捻挫してから2週間、大人しくしていた。
腫れは殆ど引いたが、くるぶしに突き出てしまったプニプニしたヤツはまた膨らんだままで気持ち悪い。
しかしそれも医者はやがて無くなると言うので、まだしばらくの辛抱か...

今後注意しなければならないのは、痛めた場所をまた同じように痛めること...そこで左足首を医者が薦めていた1万5千円程の医療用のサポーターでガッチリ固定し、都内に散歩に出た。

オクで落としたヒッコリークラブのうち、折れていたりヒビが入ったものと、シャフトが笑ってしまう程曲っているもの、それに鉄を貼付けてある珍クラブを松村博士やユニバーサルゴルフのM氏に見せる為に8~9本を右肩に担ぎ、やはりオクで落としたダンロップ65他の「歴史的資料用ボール」を6ダース左手に持って。

まずは下の娘が以前師事していた、人形作家の石山ヒロ子氏の個展を見に初台迄。
彼女は年齢が私と同じで、その小さな体からは想像がつかない程エネルギッシュな人形を作りだす。
同じ時代をものを創って生きて来た同志として、共感出来ることが多い。

そこからユニバーサルゴルフに行き、飛ばしっこ仲間だった(今はもう飛ばしっこはやめた)M氏と、このブログ内の「松村博士の発掘ノート」で紹介した松村博士に合流。
ゴルフの歴史や出来事に非常に詳しくまた貪欲な研究家でもある二人は、このヒッコリークラブやボールに非常に興味を持ち、持って行った6ダースのボールは「歴史的資料価値がある」と言うことで二人で半分ずつ分けた。
ヒッコリークラブはそれぞれ問題があるものばかりだったが、シャフトが釣り竿の様に曲ったマッシーはM氏がアプローチ用にえらく気に入ったと言うことで、そのままプレゼント。
他の折れたり問題のあるクラブ達は、松村博士の修理の研究の材料として「直れば有り難いが、直らなくても気にしないで自由に研究材料にする」と言う形で松村博士に進呈。


そこから本来の目的である、夜の早いうちからの宴会タイム。
飛ばし仲間の某ゴルフ誌編集者のN氏(最近飛ばしに自信喪失中)が加わって、4人で神田で大宴会。
乾杯・乾杯で、言いたいこと言って大騒ぎ。

でも、やっぱりこの世界の深い話は生真面目に。
例えば、全体がどうしようもなく下降線のゴルフ雑誌...それをどうするかで侃々諤々、あーでもないこーでもないとやりあって...でもやっぱり、やってみなけりゃ判らないとしか答えは出ないけど。
例えば、最近の日本のゴルファーの間では、メジャーのゴルフの試合さえ話題になっていないのはどうしてか...なにもかも「仲間内」だけに限定して、というSNSに取り憑かれ縛られてしまった「仲間だけゴルフ症候群」の為...つまり、広がりの無い世界にハマって自己陶酔していることに気がつかない危うさ。
等々。

いい加減気持ち良くなって来て、「飲み放題」の時間が過ぎてもまだ夜は早い。
ここで珍しく、「ならばカラオケ!」。

年に2~3度しかやらないカラオケで、東京の夜は更けて。
20代、30代、50代、60代の世代をクロスした変態カラオケ(とんでもない曲ばっかり(笑))の夜は、それでもえらく楽しく11時迄。
今日は二日酔いも無く、さっぱりと。

左足の方は、1ヶ月はゴルフは無理で、2ヶ月過ぎたらこのサポーターで固定して...治る予定は8月か。





つまんないなあ。