ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

一本歯下駄のその後

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ほぼ一日おきに一本歯下駄の散歩をしている。
最近は3~4千歩くらい歩くのは普通に出来るようになっているけど、流石に家の近所から履いて歩くのは目立ち過ぎるので、車で色々な公園に行って現地で履き替えて歩いている。

自分としては極めて有効な「有酸素運動」で、足腰の鍛錬や臍下丹田に力を入れている姿勢が身体に良いのでは、と思っている。
最近はと言うと、確かに膝周りやふくらはぎ・足首などは強化されているような気がするけれど、腰の辺りの張りが歩くに連れて強くなってきて、2千歩も歩くと我慢出来ない程痛くなるのに困っている。
ただ、この痛みはベンチに座って前屈をすると軽くなってまた歩けるようになるので、一本歯下駄を履く事が腰の後ろ側の筋肉を使っていると言う証拠なのかもしれない。

歩くのには慣れてきても、一本歯下駄のバランスはやはり難しい。
ただ「止まって立つ」ということとか、腰を前屈させる為にそのまま「腰を割る」という事がえらく難しい。
ネットで調べてみても、所謂和式トイレの「うんこ座り」というのが出来たら一人前とか書いてあるし。

一本歯下駄で歩く事は面白い...程よい硬さや滑り難い状態の路面なら、(大股になれずの少し小股ではあるけど)木の音を響かせて歩く事は楽しいし、坂の上り下りも腰を落として一本歯を地面に食い込ませるようにして進むのは面白い。
ただ、左右の傾斜は足を捻挫しそうになるので、なるべく歩かないようにしている。

気分的にはいつもこれを履いていたいのだが、あまりに目立つ事と、木の歯が硬い滑らかな石などで滑りやすく、柔らかい地面では一本歯がめり込んでバランスを崩しやすい、などの「油断すると怪我をする」部分が多くある事も確かなので、日常的に履くのは無理だろう。
近い将来の目標は、この下駄で走れる事と止まって立てる事、そしてそのまま座り込める事...難しいけど。

ゴルフに役立つかどうかは判らないが、とりあえず歯がすり減ってなくなる迄はこの一本歯下駄を履き続けるつもり。