ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

このごろ雑感

イメージ 1
せっかく買った一本歯下駄。
近くの公園迄車で行って、そこで履き替えて公園内の野球場の周りを3~4週歩いている。
ここはぐるりと木々に囲まれて、木陰の中を歩けるので最近良く行っている。
そこを歩いていて、80過ぎの女性の集団に「おお、天狗様みたいじゃ」なんて言われたり、親子連れには「鬼太郎!」なんて言われたり。
でも、鬼太郎は二本歯下駄だよな...一本下駄はから傘お化けだよ。

近頃テレビをつければ、恐ろしい顔をした女の暴露動画と、何が悪いのか判らない獣医大の問題ばかり。

暴露女の下品な恐ろしい顔をあんなに何回も見せつけていると、本当に「女の業」の凄まじさに恐れを成して、本物の女性とは結婚しない・近付かない男が増えるんじゃないかと心配だ。
熱く燃えた「惚れたはれた」が結局あんな結末を向かえるんじゃ、実在の女となんか付き合わない方が良いと、仮想現実の女に逃避する若い男の気持ちは笑えない。

それにくらべりゃまともなニュースに見える獣医大の問題も、何故鳥インフルエンザ口蹄疫の騒ぎの時に「獣医が足りない」と問題になっていたのか、が顧みられていない。
都会のペット向けの獣医は多過ぎるくらい居ても、公務員獣医のなり手がいないというのは知られた話。
それなのに、50年も新しい獣医大を作らせなかった獣医の医師会と文科省の責任は?
そうした獣医が足りない事実を知りながら、作らせないように奔走した政治家が問題にならず、作らせたのが首相だからと問題にするマスコミ。
元県知事や競争相手の大学の証言は放送しないマスコミ。
問題点がおかしくない?

天下り問題で罪に問われクビになった官僚の証言のうさんくささ。
小学校建設問題の経営者のうさんくささ。
国籍が判らない野党党首だとか、言わなくても良いことで自爆する軽量大臣とか、品性下劣な性格が世間にバレてしまった学歴優秀な国会議員とか...漫画の登場人物よりも漫画的な存在が、今の世の中の現実感を希薄にしているのかも。

それに比べると、首相はなんとか良くやっていると思う。
(他の誰がもっとマシに出来る? と言う評価基準だが)
別に俺は右翼でも左翼でもないのだが...もっと大事な世界の問題に、今日本は巻き込まれているんだろう?
自分の後の世代に影響する事態が世界で刻々と変わりつつあるのに、そっちの問題は殆どニュースの価値も無いって、おかしくない?

ああ、俺が天狗であったなら、扇子でひと扇ぎ...うさんくさいのはみんな千里の彼方に吹き飛ばしてやるのになあ。
下駄だけ同じでも何の力も無いもんで、缶ビール片手に暑さにだらけている今日この頃のアホな雑感。