ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

結局、俺のゴルフの楽しみは..

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この1杯の為かもなあ...

先日の3ヶ月半振りのゴルフ。
せっかくのヒッコリーラウンドデビュー戦も、前半の歩いた分だけで疲労困憊...足がつりそうになった上に、天気予報が良い方に外れて(?)雨のはずが真夏のカンカン照り。
汗でグショグショになって重くなったシャツを着替え、レストランのテーブルにつくなり「中生!」。
ホントは「大」で行きたかったけど、真夏のゴルフでアルコールは控えるようにとの医者の注意を受けている身、「中」で我慢我慢はかなり辛い。

摘みになる様なメニューは無かったので冷やし中華を注文して、他のメンバーの注文を待つ。
幸いもう一人「生中」注文の人が居て、やっと「乾杯!」。
一口ごくりと飲み、その生ビールの口に残る香りと味とのどごしの苦みが身体にずーっとしみ込んで...ホー~ッとため息が出る迄味わい尽くす。
あ~...その最初の一口の甘美な事と言ったら...やっぱり俺はこの一杯の為にゴルフをやってるのかもしれないなあ、としみじみ思う。

長くやって来たゴルフの思い出は沢山あるけれど、その中に一つ忘れられないのが初めて酷いギックリ腰をやって、ほぼ一年ゴルフをやれなかった時の事。
なんとかスイングらしきものが出来るようになってから(と言っても、もう二度と以前のスイングは出来なくなっていたけれど)、夏のホームコースに久しぶりに行った。
それ迄ハーフ30台が普通だったゴルフは、やっとハーフ50を切れるくらいだったけど、その昼の休憩時間に頼んだ大ジョッキ....これを飲んだ時に「あ...俺はこの為にここに戻ってきたかったんだ」と、恥ずかしながら涙さえ出てきそうな感激を味わった。
あれ以前にあれ以上美味い生ビールを飲んだ事も無いし、あれ以降に飲んだ事も無い...多分、これからも飲む事はないだろう。
それを思い出した。
ホントに美味かった...


ゴルフの楽しみは他にも沢山あるんだけれど、この楽しみは欠かせない。
そして良い仲間と乾杯出来たら、ゴルフはなお一層楽しみは深くなる。
...これは、ゴルフの技術や道具以前のお話だけど。


(冬の燗酒もいいな(笑))。