ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

冬の終わり

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寒さに慣れたのか、それとも春が近いのか...

仕事の合間に散歩していると、すぐに汗ばんで来るようになって来た。
少し前は手袋をしないと手がかじかんでいたのに、今は素手でも我慢出来る。

花粉はやはり多く飛んでいるんだろう...先週、目が痒くてしょうがなくなって、去年の様に悪化させる前に眼科に行って来た。
やはり花粉症のアレルギーが出ているようで、去年と同じ目薬を処方してもらい、今はかゆみは収まっている。
一応予防の為にマスクは外出時には必ずつけているが、今年はまだ花粉症の他の症状は出ていない。
考えてみれば今まではこういう時にゴルフに行って、あの永遠に続きそうなくしゃみの連続と、体中の水分が融けて流れて行くような止まらない鼻水を発症させたんだっけ...

先週(軽く)打った100球のゴルフ練習は、テーピングのおかげでちょっと熱を持った以外に手首に影響は無かった。
今週も2度は練習に行くつもり...明日は150球程を軽く打つ...週後半にもう一回、少し濃いめの練習を150球。
それで大丈夫なら、来週月曜日に200球程を実戦形式で打ってみて(もちろんフルショットはしない)、火曜日に医者のチェックを受ける。
3月3日に予定されていた漫画家コンペは、基本的にスコアを競うコンペなので参加は見送り。
ニギリもあるし、つい力が入って無理をしてしまいそうなので。

そして、5日6日に予定されている川奈でのゴルフが、多分今年のゴルフのメインエベント。
この予定がある為に、手術を強行し、無理を承知でリハビリをやっている。

川奈...ゴルフを始めた頃からの「別な世界」。
今は経営が変わって我々にも無理すればなんとか遊べるコースになったが、以前はやりたくても貧乏人には無理なコースの代表だった。
36ホールのゴルフ史に残るリゾートコース。
そのゴルフ史に残す歴史は非常に魅力的だが、以前はホテルに泊まらずにはラウンド出来なくて、一泊してラウンドすれば10万は軽く行くと言う「庶民には無理」な世界。
私なんぞの様な(印税契約の無い)買い取りのみの収入のフリーのイラストレーターなんかには、遥かに遠いコース。

1泊2ラウンドともなれば、今でも決して安くはないが...多分、私のゴルフ人生の最後の晴れ舞台になる事だろうと思い、親切なゴルフ仲間のお誘いに喜んで乗る事にした。

....そこを遊ぶのには、スコアなんてのは全く関係ない...皆に遅れずに大事に一打一打を打ち、その歴史を歩き、空気を感じ、見回す景色を心に残せればいい。
ホテルでゴルフを愛し・学び・語れる仲間と共に時間を味わい、アルコールを楽しみ...
コースが一番美しいと言う時間...スタート前のゴルファーが誰もいない早朝のコースと、ゴルファーが去り日が落ちるまでのコースを楽しむ。

そんなゴルフ旅を「これが最後のチャンスだから」と説得して、遠慮していた奥さんも連れて行く。
...本当に、これはオレのゴルフ人生の最後の花道かもしれない、なんて思っている。
人生は何時終わるかなんて、誰も判らないんだから。

それまで、用心深くリハビリに励む事にしよう。

河津桜はもう開花しているって、ニュースで言っていた。