ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

梅は咲いたか

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近くの団地の敷地の仲では、先に紅梅が咲き、昨日から白梅のチラホラ咲き始めた。

もう梅が咲く季節なんだっけ?
40年振りと言う大寒波が通り過ぎたあと、暖かくなった日々に勘違いして梅が咲き始めたとか?

天気の良かった昨日、いつものようにウェストバッグにスケッチブックと水彩用色鉛筆を入れて、散歩に出かけた。
手がかじかんで掛けなくなる程の寒さは消えてしまい、早足で歩くとすぐに汗ばむ程暖かい。

梅の花を期待してたどり着いた「梅林公園」は....まだほんの少しの紅梅が咲いているだけ。
白い梅はまだ一本も咲いておらず、つぼみの膨らみもまだ小さく硬く、咲くには時間がかかりそう。
調べてみれば、この梅林公園の「梅祭り」は例年3月始めに開催されているとか...

この梅林公園は花の盛りには、40種・約300本の梅が咲き乱れる見事なものなんだけど、流石に1月末では早すぎた。
見ていると高齢の男性が3人から4人、梅の木に近付いて熱心につぼみを見ている。

「まだまだだな」
「やっぱり2月末からか」
「楽しみだな」
「あの梅の木の下がいいな」
「今年は、はあ、飲み過ぎないようにすっぺな」
「オレは飲み過ぎてネエ、潰れたのはおメエだっぺ」
「楽しみだナヤ」

「じゃあ、またな」
それぞれ違う方向に帰って行く。


...あとひと月か。
祭りの日には、沢山の屋台が並び、各地区の協賛出店も並んで華やかな雰囲気に溢れるけど、不思議な事にそのひと月後の「桜の花見」程浮かれた感じはしない。
自分は桜には「儚く潔い」・「華やかで寂しい」イメージがあり、梅の花には「清純」・「高潔」・「耐える女」的なイメージを感じる。
どちらも好きだが、どちらかと言うと梅の花に似た女性が好もしい。


そうそう...自分は、梅は咲き始め、桜は散り際が好きだ。