ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

7月3日に

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もう、夏なんだなあ。
...自分には、夏はあと何回残っているんだろう。

若い頃には、夏は無限にやって来るような気がしていた。
夏が一年の中心、夏に向けて情熱や力が集中していって、夏には「なにか」が起こるはず、と...根拠の無い妄想にとらわれて、心は太陽で一杯の夏にいつも憧れていた。
結局今となってみれば、いつだって夏は暑いだけで、何事もなく通り過ぎて行くだけだったんだけど。

ゴルフを始めた30代の半ば頃から10年くらいは、「夏は日が長いからワンハン以上楽勝だ!」なんて、真っ黒に日焼けしながらいつまでもコースで遊んでいたのに...
何時からか、夏の太陽を避けて日陰から日陰へと逃げ回るようになり、今では7月後半から8月はゴルフも夏休みが当たり前になってしまった。

丁度その7月半ばに、全英オープンがある。
4月の、まるで春の祭典のような「花のマスターズ」で開幕したゴルフシーズンは、6月の全米オープンでクライマックスを迎え、この全英オープンで何となく幕を下ろすような気がしている。
イギリスの、真夏だというのにオーバーや厚い上着を羽織った観客、半袖から長袖のセーター、果てはその上にウィンドブレーカーまで来てプレーするゴルファー達。
海沿いのリンクスコースが多い全英オープンだけど、その海で海水浴をしているような普通の人を見た事が無い(水遊びしている人はいた)寒々としたイギリスの夏の海...
なんだか、このイギリスの風景を見ていると、「夏の終わり」そして「ゴルフのハイシーズンの終わり」を感じてしまう。
勿論、ゴルフは真夏でも真冬でもプレーを楽しむ人はいるのだけれど、自分の中ではこのマスターズの4月から7月の全英までが「本当のゴルフシーズン」と感じている。
たった4ヶ月。

自分では今は、以前競技で使ったクラブを使ってスコアをまとめるゴルフをしようとしているけど、全英が終わったらまたパーシモンやクラシックアイアンでゴルフを楽しむつもり。
夏の真っ盛りはどこか高度の高いコースや、ナイターゴルフなんかを何回か楽しんで、涼しくなったらオープンコンペにでも参加して知らないコースを回ってみたい。

7月は5日に漫画家コンペがあるはずだけど、その連絡がまだ来ない...忘れられたかも。
その他の予定は一切無し。

今年の夏、ゴルフは何回出来るかな...