ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

HAREGINZAの忘年会

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昨日の夜は、一癖も二癖もあるゴルファー達が集まる銀座のカレーショップ「HARE GINZA」の忘年会。
パーシモンマスターズが縁で知り合った店長のYASOさんは、カレーショップ経営の傍ら好きなゴルフに打ち込んで、今年レッスンプロの資格を取りプロゴルファーとなった。

そこに集まる方々は、(ほんの一部の方しか知らないが)単なるスコア追求のゴルフには留まらず、それぞれのこだわりや美学を追究して、いろいろな「ゴルフの楽しみ」を楽しんでいる大人のゴルファーが殆ど。
勿論、優雅にゴルフを楽しむ方も多いが、私のような貧乏こだわりゴルファーも多い。

少し遅れて到着したHARE GINZAは、忘年会貸し切りのために既に盛り上がっていた。
特に、著しく、極めてやかましかったのが、加藤孝プロ...
忘年会の盛り上げ役が、すでに暴走していた...が、忘年会終了後、なんと成田の自宅まで歩いて帰った、という事で許してやる(笑)。
しかし、銀座から成田まで何キロあるんだ?

同じテーブルにクラシッククラブの収集と、それを使ったゴルフを楽しんでいる「セベケン」さんと、「ダッファー」さん。
それに、ゴルフの歴史と道具について、恐るべき博識を誇る「ハカセ」さん。
セベケンさんとダッファーさんは、かなりの規模のクラシッククラブの収集とともに、それを飾るだけではなく糸巻きボールで実際に使用して楽しんでいる。
スコアは当然近代兵器よりは悪くなるが、その感触と歴史への尊敬の念を味わうゴルフは、大人のゴルファーにしか味わえない深いものだろう。
ハカセさんとは、何度かメールで情報を頂いた事はあったが、お会いしたのは始めて。
その博識と資料収集、その集めた莫大な資料の整理...これは凄いものだった。
いままでイラストの仕事のために、自分でも資料を集め、図書館でも探した事はあったが...昨日持って来て頂いたわずかな資料でさえ、初めて見るものばかりだった。
さんざん探して見つからなかった昔のゴルファーの写真も、非常に鮮明なものを持っている。
...世のお手軽ゴルフジャーナリスト、作家達は気をつけた方がいい。
いい加減な事を書くと、彼の資料によって間違いはすぐに白日の下に晒されるぞ。

そしてもう一つ驚いたのは彼が若い事...まさか20代とは...

昨日の忘年会、参加者が多くてわずかな方々としか話が出来なかったが、アイアンマンカップ全出場を誇る「レジェンド」KUROさんがわざわざ持って来てくれた、純米酒の「6年古酒」がめちゃ旨く...殆ど一人で抱え込んで飲んでいた。
6年経った日本酒は、ほのかに飴色に輝いて...日本酒とは違う、何か別の「旨い酒」になっていた。
しかし、日本酒の古酒を自宅で作ってしまうとは...本当にKUROさん、ただ者ではない。

遠くで、ホッカイドードリーミンのファルコンまつばらさんが手を振り、小田プロやインチキ氏の姿も見えたが...

古酒とゴルフ話が弾みに弾んで...あっという間に11時。
料理もうまく、酒もよく、話も弾めば言う事はなにもない。

現在少し二日酔い。

参加した皆さん、来年は良い年に。