ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

夏休みゴルフ

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お盆休みの真っ最中、14日の土曜日にゴルフをしないか、というお誘いがあった。
真夏の暑い盛り、35度を超えるような日のゴルフはドクターストップがかかっているんだが、週間天気予報を見るとなぜか涼しい日が続くとのことなので、一緒にプレーすることに。

ただ、何しろ14日と言えばお盆休みの帰省ラッシュで道路が混むことが確実。
おまけに、夏休みの千葉方面は海水浴客などで、どこも朝早くから車の出が多い。

そしてもう一つ、今年のペルセウス座流星群が「当たり」かもしれない、というニュース。
どっちみち、朝出発するとしたら5時前でもどうかという状況なので、前夜の車中泊をしようとして前夜8時半に家を出る。
始めは道の駅に泊まるつもりだったけれど、「夏の夜」ということでより風が吹いて涼しい可能性があり、空も広く見えるという条件で「太東崎」に決める...上手くいけば流星群も見る事が出来て、かつ海からの風で涼しい、と。
...これが大誤算。
当たり前の話だけれど、灯台の側って空は暗くないのだ...例えよく晴れていても何秒かに一回強烈な光が空を回ってくるんだから...
考えれば判ることなのにねえ...おまけにもう一つの大誤算、この日は殆ど風がなく車内は暑かった...そして星を見ていたり、中でゆっくりしていた時に何回か窓を開けていた。
いざ寝ようとすると、耳元に「プウウ~ン」という音...「えっ? 蚊?」
今まで、ここでヤブ蚊のことは気にしたことがなかった(本来なら電気式の蚊取り線香を用意しておかなければいけなかったんだけど)..いつも強い風が吹いていたし。
あわてて電気をつけて、蚊を探し、やっと追いつめて叩き潰す...やれやれ、と思ってまた寝ようとするとまた「プウウ~~ン」
また電気をつけて...
結局寝るたびに蚊の羽音とさされた手足のかゆみで起こされる...それが約1時間に一回...結局朝の5時まで寝ては蚊を殺し、で寝られず...やっと蚊がいなくなったのは朝の5時、それから暑さのためにエンジンをかけてクーラーをつけ7時半まで寝られただけ...

ラウンドはN氏との飛ばしっこは、相変わらずのいい勝負…同じようなホールで同じようなミスをして、暫定球のナイスショットが飛距離も方向もほとんど同じ、という面白さ。
勝ったり負けたりの飛ばしっこだったが、最終ホールでの彼のナイスショットには脱帽。
ここは完敗(笑)。

酒飲み仲間のN氏は、ラウンドの度にテーマが変わっているので苦労している..「ほらほら、この前良かったところが逆戻りしちまってるぞ」...今のところはモグラ叩きのように、あっちを直せばこっちがピョコン、こっちを直せばあっちがピョコンという状態...でも、この混沌を抜ければ、一気に上手くなりそうな...
そして、あるホールでこの日一番の事件が...ちょっと熱射病になりかけのN氏の5wで打ったボールがトップして、斜め前方にいたK氏の方向まっすぐに凄い勢いで飛んで行った。
ぶつかる、と思った瞬間に気がついたK氏は、マトリックスばりに体勢を崩しながら脚を開いてジャンプ、その股間をボールが通過するという一幕があった。
普段はそう速いと言えない彼の動きが、その時は何かが乗り移ったかのように華麗に素早く動いたところを見ると、彼にはまだまだ表に出て来ない潜在的な運動能力があるのかもしれない,,,ただし、次のホールのティーショットの時にはもうその鋭さはどこかにいってしまったけれど。
もう一人、初対面のK氏はゴルフを始めて間もないと言うけれど、このラウンドでの進歩を見ればラウンドさえ重ねれば、すぐにアベレージにはなりそうないいゴルフだった。

一日中曇りで風が吹いて、この時期としては奇跡的に暑すぎない天気でゴルフが出来たのは最高にラッキーだった。
久しぶりのゴルフでいいところも悪いところもあったけれど、十分楽しいゴルフが出来たので満足。
でも、やはりカンカン照りの太陽の下での夏ゴルフは遠慮しておこう...涼しい風が吹くのを待つことにして。