ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ホームでの誕生月記念ラウンド・・・ 東の宮CC

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今まではこの誕生月のサービスカードが送られて来ると、コースの紅葉が一番綺麗になるだろうという日を予想して奧さんと二人で回っていた。

本人が無料、他の同伴メンバーがメンバーフィとなるこのサービスは、バブルが弾けてからもしばらくの間は4人集まって回っていた。
遠いとはいえコースの状態に自信があった「昔」の時代、メンバーフィで出来るからと誘えば一緒にプレイするゴルファーは沢山居た。
しかしここ十年以上、殆どのコースで安くプレー出来るのが当たり前の世界になって、わざわざ東京から100キロ以上走ってここまで遊びに来る者は皆無となった。
なので最近はずっと奥さんと二人で回ってきたのだが...奥さんがプレーを辞めてしまった今年、一人でここに来てカードを使う気にはならなかった。

そこに、同じく奥さんがプレーを辞めてしまって「一人」でしかプレー出来なくなったキャンピングカー仲間で同じメンバーのK氏から「土曜日に一緒に回りませんか?」というお誘い。
以前は夫婦一緒にこのコースで遊んだ事も多かったが、一人ゴルフになってからは彼は土・日しか時間が取れないために、平日しかゴルフをやらない俺とはラウンドする機会が減っていた。

考えてみれば、俺がこのコースで休日にラウンドするのは競技ゴルフ以外では初めて...無料券があればこそのタイミングで、昨日のラウンドとなった。

天気は最高の晴天と、汗ばむほどの気温と、結構吹いた風さえ「寒い」という感覚は全く無く気持ちの良い「ゴルフ日和」だった。
...ただ、俺はびっくりしたのだが彼は「土曜日はいつもこんなですよ」と言う...このゴルフ場不況の中での満員状態。

天気が良いからこそ我慢できる、久しぶりの「毎ホール毎ショット待ち」状態。
それでも午前中は結構集中出来て、まともなゴルフが出来ていた...「ヒッコリーをかなり自分のものに出来た」と錯覚するほど。

パー・ダボ・パー・バーディ・ダボ・ボギー・ダボ・ボギー・ボギーの44。
ボギーは入れごろの1mくらいのパットを外した結果だが、ダボ3つがいけない...いずれもティーショットをミスした後に、無理をして傷口を広げた結果。
どのダボもパーを諦めてボギー狙いに行っていれば、別にドラマは起きなかったホールなので、自分の頭の悪さが原因。

でも、納得のハーフを終えて昼食...これでK氏はビールを飲まなかったが、俺はささやかに「俺の親父の年齢を超えた記念の誕生日だから」と「小」ジョッキを注文...旨かった、が少ない量なのに結構気持ち良くなった。

そして午後のハーフ...これが相変わらずの「待ち待ち」状態。
日差しが暖かく、風は気持ち良く一打を打つと(前は4サム、自分は2サムなので)ぼんやりと待つ時間だけが長く...2番ホールで二人ともあくびばかりしている状態になっちまった。
体が脱力して、カートでだらしない格好で居眠りするような状態(笑)。
打つ前に必ず欠伸して伸びをして、それから打つ状態で緊張感や集中力は全くなくなってしまった。
K氏も毎週やっているゴルフは運動不足解消と健康維持と気晴らしのためということで、「スコアにこだわらず淡々と一打を楽しむ」ゴルフなのでイラついたり怒ったりはせずただ欠伸しながらポンポント打っている...唯一パットだけは彼なりに真剣に楽しんでいるのが可笑しいが(入らないし)。

で、カートで待っている間に俺にとって午後は関東低山紅葉観賞会になってしまってスコア付けはやめた...(50くらい打ったと思う)。

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ゴルフの世界では一年中コース攻略の条件の変化しない、常緑樹で囲まれたコースの評価が高いのだが、俺は四季折々で木々の変化があるコースが好きだ。
新緑の季節やこんな紅葉の季節は特に好きだが...普通の人は落ちた枯れ葉でロストボールになりやすいこういう状態は嫌いかもしれない。

でも、今回は本当に気持ちの良い一日だった...いい誕生日記念ラウンドだった。
同じ「昔の飛ばし屋」のお仲間、K氏にお礼を言いたい。
「気心知れた昔話のジジーのゴルフ、楽しかったぞ〜!」

 


で多分あと1回、俺の今年のゴルフシーズンは誕生日の27日のイーグルレイクのオープンコンペで終わる(このコースも行ったことが無い)。

そこではヒッコリーゴルフで、カッカしなくてもスコアが作れる自分を感じて...納得したい。