ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

楽しき車中泊...2

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前に車中泊の事を書いたので、おせっかいながら道の駅での車中泊の注意点を。
勿論経験者にはこんな事は常識なので、今更ではあるんだろうけれど。

道の駅はほとんどが幹線道路に面して作られていて、大きな広い駐車場と奇麗で清潔な24時間使用可能のトイレが設置されている。
このトイレと手洗い場の明るさと清潔さが、特に車中泊には好ましい。
トイレの側にはお茶類の自動販売機も置かれている。

広い駐車場は、大きく「トラック用(大型車用)」と「乗用車用」の二つに分けられていて、たいていの場合トイレ近くに乗用車用、離れた場所がトラック用となっている。

さて、問題は何処で寝るか、だ。
乗用車用スペースが図のようにあるとして、AからEまで...何処が一番安眠できそうだろう?

まず絶対に避けなければならない場所がA。
混んでいるとき以外やめた方がいいのがC。
...この二カ所で問題になるのはトラックの駐車スペースに近い事。
トラックは道の駅に行けば必ず数台は止まっている。
そして何台かが必ずエンジンをかけっぱなしにしている...夏冬はエアコンをつけているためもあるけれど、荷物の冷却などのためにエンジンを切れない場合もあるので、「トラックはエンジンをかけたままでいる」と思っていた方がいい。
そしてこのエンジン音は、(低い重低音で響くので)寝る時に非常にうるさく耳に残り、気になったら寝られない。
そのためにできるだけトラック用の駐車スペースからは離れていたい。
おまけにAの場所は入り口の近くなので、一晩中出入りの車の音が止む事はない。

では、普通一番止めやすいBの場所。
見晴らしがよく、トラックスペースからも離れているが、大通りに面している。
此処も一晩中車通りがあるために、慣れている人じゃないと眠れない。
特に夜中に大通りを走るトラックの音は...思ったよりも大きくて、その度に起こされる。

トイレに近いEの場所。
便利なんだけど...
やはり、トイレを利用する人は一晩中いるもので、結構トイレを複数で利用する人の話し声が大きく聞こえて気になるもの。
それに車の側を歩いて行く人の音も気になって、ゆっくり眠れない。

結局残るDの場所がおすすめの就寝スペース。
トラックから距離を置き、大通りからも距離を置き、トイレにほどほどの距離で、夜中に車や人の行き来が少なそうな場所...これがポイントだ。

それと、図には描いてないがもう一つ重要なポイントがある。
それは方角..朝日がどの方角から上がるかを知って車を止めてないと、朝日に顔を焼かれて目が覚める、或いはこれからは日に暖められて汗びっしょりで目が覚める、なんて事も起きる。
目覚まし代わりならそれもいいけど、時計があるなら東側が日陰になりそうな場所の方が安心して寝られる(低い位置の朝日が避けられればいいので低木の林なんかでいい)。

寝てみると、車の中には外の音が思ったよりも入ってくるもの。
耳栓なんかがあった方がいいかもしれない。

そんなゴルフの前の日の車中泊、楽しい時間を!