ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2010マスターズ初日

イメージ 1

2010年の「花のマスターズ」が始まった。
目覚ましをかけていなくても、ちゃんと5時前に目が覚めるなんて...

テレビ局...もちろん営利目的なんだから、視聴率を上げるための放送をするに決まっているんだけれど、やっぱりねえ。
放送が始まったとたんに、早くプレーを終えていたトム・ワトソンが5アンダーでトップという事はテロップで判ったんだけど、とうとう放送終了までワンカットもそのプレーの様子が流れる事はなかった。
その代わりに、石川の初日のプレーというのは3回もビデオで流された。

石川はよくやったと思う...ショットパットともに好調そうで、初日を見る限り大崩れするような感じはない。
それにしても、テレビ局は視聴者は石川にしか興味がないと信じているんだろうか...
この日上位に来た他の人達のプレーをもっと見たい人なんか、いないと思っているんだろうか。

池田は、逆にテレビ局が石川しか放送する気がないおかげで、気楽にプレー出来る雰囲気になって自分のゴルフが出来ているように見える。
明日、よっぽど大きな失敗がない限り予選は通りそうだ。

片山はバーディーが来ないのが痛い...パットの調子が悪い事は不安。

テレビ局が「やっぱり」映しまくるタイガー...静かに回ろうと態度を押さえているのが判る。
派手なガッツポーズはせずに、観客に帽子を取って答える。
笑ったのはティーショットをミスした時に、思わず今までみたいにドライバーを地面に叩き付けようとして、ぎりぎり地面の間際で「寸止め」した事。
今までだったら間違いなく叩きつけて放り投げていたろう。
何回かそういう事をやりかけたけど、自分で押さえようとしているのは好感できる。
これを機会に、大騒ぎで自分勝手な同伴競技者に無礼なゴルフから、大人のゴルフに変わってくれればまた応援する気にもなれるんだけどね。

今年のマスターズの初日で面白かったのが、トップに立ったフレッド・カプルスを始め、テレビに映らなかったトム・ワトソンなどのベテランの活躍。
どうか二日目で失速したりしないで、決勝ラウンドに入っても上位にいて欲しい。

ワトソンやカプルス対ウッズにミケルソン...それに誰か20代の新鋭が絡めば、今年のマスターズはいつもの年よりずっと面白くなる事間違いない。