ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2015年「マスターズ」1日目

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ついに始まった2015年のマスターズ。
午前0時から2時間と4時から4時間...見る方としちゃなんとも見難い時間割りだけど、1日目2日目はスコア順ではない為に色々なプレーヤーが見れるので、無理をして見た。
今年のオーガスタは、花の盛りにピッタリとタイミングが合ったようだ。
例年より緑が濃く、ツツジの花が一段と奇麗なように見える。
マグノリアレーンの緑、アーメンコーナーを彩る花の輝き、そして好天に恵まれた空の青さ...昔、記者として行くチャンスがあったのを逃した事がつくづく悔やまれる...と言っても、当時の俺に自費で行くだけの金もなく、「宿泊から交通手段迄自分でやるなら」という条件ではとても(今でも)不可能だったんだけど。

初日のオーガスタは好天に恵まれ、それなりに風も吹き、まだまだ元気な姿を見せてくれた往年のビッグ3によるオナラブルショットに胸を打つものがあった。
...みんな年をとったなあ...

ジョーダン・スピースが、「そんなに初日から幸運を使っていいのか?」というくらい順調にスコアを伸ばし8アンダーで首位、ジェイソン・デイがガルシアやファウラーとの笑顔のプレーでスコアを伸ばして5アンダーで2位タイ。
ベテランではエルスが粘って5アンダーで上がり、ミケルソンが2アンダー、トム・ワトソンが1アンダーで頑張っているが、期待のカプルスは7オーバーと崩れてしまった。
松山、マキロイ、B・ワトソンが1アンダーで、まあまあ無難なスタート。

まだ初日なので優勝なんかは想像もつかないが、2日目はスコアを崩した選手達の反撃があるだろうし、上位にいる選手達のプレッシャーや欲もあるだろうから、順位は大きく動くはず。
ただ、自分より若いベン・クレンショーが何と19オーバーを叩き最下位で、今年で選手としての出場をやめるというのも寂しい話...
エルスやミケルソンなど40代半ば迄は優勝争いに参加出来ても、50になると極端にゴルフの強さは失われてしまうものなんだろうか...
数年前の60代のトム・ワトソンの全英オープンでの優勝争いが、いかに大変な事だったのか...今更ながら、あの時に勝たせたかったと思う...もし勝っていればこのゴルフ界の大きな流れも変わったように思えてならないんだが。

あと三日間のお楽しみのマスターズ、松山が活躍するのは応援もしているんだけど...
試合が続いているのに、延々とラウンドが終わって練習場でお喋りしている松山を獲り続けるのはヤメてくれないか、テレビ局。
他のチャンネルでは見られないからしょうがなくて見ているんだけど、俺は松山がお喋りしながら練習している所なんか延々と見たくないんだ...1日目2日目は予選でカットされるだろう懐かしいゴルファー達が真剣に楽しくプレーしている姿を見る大チャンスなんだから、ラウンドが終わった選手の練習姿なんかは一瞬紹介してくれるだけでいいんだ。
せっかく朝早く起きて見ているのに、今日はそんなシーンが多くて途中で「いい加減にしろバカテレビ局!」って、心で叫んでいる自分がいた。

そんな事ばかりしていると、仕舞いには「こんな事やるんなら、松山は予選落ちしてくれた方がいい」なんて考えにさえなっちまうぞ!
アイドルタレントを見ているんじゃないんだから、もっと色々な名選手のプレーを出来るだけ多く放送して欲しい、というのが普通のゴルファーの気持ちだと思うぞ。