ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2008日本シリーズ

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ジープ・ミルカ・シン、見事な優勝だったなあ。
悲劇があったのを「お涙頂戴」にしない、厳しい表情が立派だった。
いかにも素人っぽいクセのあるスイングなので、たたき上げの職人プロかと思ったら、アメリカに留学してNCAAでのベストプレイヤーにも選ばれたことがあるような、ゴルフエリートだったのね...

しかし、アメリカに行っていて、担ぎ上げるような「ヨッコラショッ!」ってスイングを通したのは逆に凄いかも。
日本のプロがアメリカに行って壊れるのは、みんなスイングを綺麗にしょうとか球筋を変えようとかしてだもんな。
それに、かなり古いメタルヘッドの3Wをずっと使っているというところにも、彼のぶれのないゴルフに対する姿勢が見えるような気がして、好感。

石川遼、崩れそうになって踏みとどまれる、ってのは成長した証だろう。
ただ、シンと比べると、まだ軽量級、と言う感じかな...でも、今年初めに想像してたより遙かに強くなったのは見事。
手嶋、スイングは太いものを感じるのに、追い切れないのは人の良さかなあ...戦う凄みよりも、こいつきっと良い奴なんだろうなあ、なんて感じてしまうもの。
でも、嫌な奴になるより、いいか。

マークセン、「今週も行くか」と思ってたのに、冷え込んだとたんにボロボロとは...面白い奴。