ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

憧れのアイアン

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ベン・ホーガン・パーソナル。
ゴルフを始めた頃に、やがてはこんなアイアンを使えるようになれ、といわれた伝説の名器。

その復刻版の、限定版ではない安い方のパーソナルを手に入れることが出来た。
まあ、オリジナルだの限定版だのは今でも30万以上はするなんていうことだから、手に入れるのは無理というもの。
それが復刻版の普及品なら中古で3万以下ということで、FWとドライバーをオークションで売って手に入れた。

このパーソナルのデザインは、その後ミズノのTNー87や、ブリジストンのジャンボモデルや、ダンロップのアイアンに取り入れられた有名なもの...本家はさすがに、美しい。

最初は安物のマッスルバックから始まって、段々質の良いマッスルバックになり、その後ピンアイー2やクリーブランドのキャビティーアイアンを使ってきた、俺のクラブ遍歴。
俺のゴルフ史の仕上げはこんなアイアンで、優雅に行くというのはどうだろう。

この前、オールドオーチャードGCで黒トップを使ってみて、気をつければマッスルバックでも楽しめる、ということに確信を持つことが出来た。
しかし、黒トップはさすがに「道具」というより「工芸品」という方がよい代物で、銅下メッキの感触は最高なんだけど、「ピンを狙う」というような「武器」としては精度がかなり劣る気がする。
それに比べると、練習場で打ってみて、このベン・ホーガン・パーソナルは飛距離はかなり落ちる(今までのクラブより一番手は飛ばない)けれど、「ボールを捕まえて目標に運ぶ」能力はかなりなものと思える。

ゴルフは本気の遊びだから、ガツガツと汚くスコアを作るより、洒落て粋に楽しみたい...そんな年齢になってきたんじゃないかと思う...今日この頃...のエピソード。